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妻の遭難体験


今年の6月11日山陰のある観光地を妻と旅したときの出来ごとです。
一日の観光予定を終えて予約したホテルに到着したのは6時ごろでした。
小さなホテルですが月曜日ということもあって宿泊客は数組といった感じでしょうか、
駐車場もがら空きで夕食時には4組ぐらいが広いレストランで食事をしていたようです。
私たちの部屋は最上階にある和室で眺望もよく目の前に海が広がり潮騒が聞こえてきます。

長旅の疲れ等もあって二人とも12時前後には眠りにはずですが、
隣の部屋からマージャンパイをかき混ぜる音に目が覚めた私はしばらく闇の中で隣室の気配を探っていました。
時計を見ると一時を回っており、隣の妻は疲れ果てたのかぐっすり眠っているようです。
時折笑い声や喚声も壁を通して伝わってきます。
私は注意を与えるつもりで壁を踵で数度叩き様子をみますが通じないようなので、
隣室に赴きふすま越しに「すいませ?ん、隣の者だがもう少し静かにしてもらえますか」と云うと、
ふすまが少し開き腰の低そうな人懐っこい一人の男が顔を出し
「お隣ってこっちの?」と壁を指差しました。

私が黙ってうなずくとニヤリとして私を一瞥してから
「やっぱり聞こえますか、すいません気が付かなくて・・・」とうなづくように頭を下げます。
部屋に戻り小用を足そうとトイレのノブに手をやると
先ほどの部屋から大きな笑い声が沸きあがったのが聞こえてきました。
布団に横になってしばらくしてもマージャンを止める気配もなく笑い声や騒音が止む気配がありません。
あんな若造に舐められて堪るかと頭に血が上った私は再度隣室をたずねドアーを開けると
「いいかげんにしろ! 何時だと思っているんだ!」と叫びました。

一瞬部屋の空気が凍りつくと同時にパイが倒れるような音と共に数人が勢いよく立ち上がる気配がします。
私は本能的にドアを閉め自室に戻ろうとましたが、
勢いよく裸足で飛び出してきたさっきの男に自室のドアを開いたところで捕まってしまいます。
もみ合っている内に他の3人も駆けつけ
私は4人の男と共に部屋になだれ込むようにして入口に倒れこみました。
その若い男は胸倉を両手で絞り上げるように掴み私の上半身を起こします。

「おい、もう一度言ってみろ! 誰に物言ってるの分かっているのか!」
「騒がしいのはお互い様だろうが・・・散々女といちゃつきやがって!」
「聞こえないと思っているのか・・・こっちに筒抜けなんだよ」
と低いドスの利いた声で言い放つと、最後方に立っていた50絡みの男がドアの内鍵をしめますが、
カシャという乾いた音に何か相手のただならぬ思いを感じ背筋がゾクとします。

「俺たちがアンタたちのお楽しみに水を差したかよ。いい加減にしろ!、とか・・・」
「おい、どうなんだ! いってみろ!」と私を激しく揺らして凄みます。
「ない」といいながら、隣の笑い声が聞こえたのだから
こっちの夫婦の営みも隣に漏れたかも知れないと思ったりした。
そういえばあの時隣はひっそりとしてマージャンをしている気配もなかったし
壁に耳を当て聴いていた可能性もあると。

「そうだろうが・・・自分たちのお楽しみが終わったら、隣のお楽しみは関係ないか。全く身勝手な野郎だ」
と酒臭い息を吹きかけます。私は場の雰囲気を変えようと
「聞こえたんですか・・・それはどうもすみません」と、素直に謝ります。
するともう一人の片肌を脱いだ男が屈みこむようにして若い男の肩口から私を睨むと
「俺たちは寝てたんだよ。あんたたちに起こされたんだ。」
「『いいかげんにしろ! 何時だと思っているんだ!』っていうセリフはこっちの台詞よ」
「お陰で皆目がさえちゃって、それでマージャンを始めたのよ。」

その言葉を引き取るように三人目の男がぱっともろ肌脱ぎ
「俺たちの家業はよ、行きずりのトーシローになめられたんじゃぁ立ち行かねぇんだ」
「どう落としマエを付けるんだ。色男さんよ」と藍染めのシャツを着たような刺青を見せ付けけます。
私は咄嗟に金を要求されているんだと思いました。

「落としマエって?・・・・」
「落とし前だよ。親分の顔を立てて貰えればいいんだ。指を詰めろとかじゃねーんだ」
「どのぐらいぐらいですか?」
「どのくらいならいいんだ」
「二万円ぐらいならなんとか・・・」
「とぼけるんじゃぁねーよ」と刺青男がいうと 「テツ」と、私をつかんでいる男に声を掛けます。
テツは弾かれたように立ち上り鎌倉戸を開け部屋に入ると代わって刺青男が私の胸倉を掴みます。
「いいか、親分の顔が立つだけもらうからな」

私が黙っていると 「いやぁー、いや、やめて」と、奥の部屋から妻の抗う声が洩れてきます。
私は思わず大声で「財布はこっちの部屋の金庫の中だ」と叫びました。
「この野郎まだとぼけやがって・・・親分」と、眼で合図すると
親分と呼ばれた男は部屋に入ると鎌倉戸を閉めます。
彼らの意図を知った私は男の手を振り払おうします。
「往生際の悪い野郎だ。とぼけやがって二万円じゃーねぇー。二時間だ。分かった!」
というと私の両頬を張り二人掛でバスルームに引っ張り込みます。

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留守の間に・・・


私は大のゴルフ好きです。
ゴルフ歴は、20年です。年間40回位ゴルフをします。当然、年に3回位1泊2
日で遠征します。
家では、愛する妻と2人の子供がいます。妻は39歳。顔は10人並み。
小ぶりですが愛想がいいと近所の評判。
この間、1月の28日と29日に九州の鹿児島にゴルフの遠征がありました。
私は、その日に照準を合わせ朝5時起きもなんのその。心浮き浮き状態で出発。
ところが、飛行機に乗るや否や風邪で発熱。下痢はするや39度の熱を出しふらふ
らになりました。
いざ、ゴルフ場に着いても、とてもゴルフなんぞ出来る状態ではありませんでし
た。くやしいやら、情けないやら。と言う訳でその日急遽帰宅する事になりまし
た。別にいちいち妻に今日帰ると連絡もせず、それより自分の体の事しか考えて
なかった。
空港まで車で行っていたので、何とか運転して夜8時ごろ帰宅しました。
帰宅すると、何と妻がいない。
子供に聞くと、PTAの会合で出て行ったという。
おかしいなぁと思いながらも即ふとんに入りました。
熱でうなされ、ふと夜中の11時ごろに目が覚めました。しかし、妻がまだ帰って
きません。
おかしい思いながらも、そのまま寝てしまいました。
今度は1時ごろ目が覚めました。しかし妻はまだ帰っていませんでした。
それから気になって寝付けません。おかしい、何かある。そう思ったら、ますます
寝付けなくなって、起きてあちこち、せんさくしました。
電話のリダイヤルを見ましたら、見たこともない携帯の電話番号がありました。
私は即、非通知でその携帯に電話をしました。
すると、イカツイ男の声が聞こえました。「もしもし」
黙っていると、「早く」と女の声が聞こえました。「えっ妻の声や」直感しまし
た。間違いなく妻の声でした。
私は必死に耳を立てて聞きました。「誰や何にも聞こへん」と男の声。
「もう早く来て」「よしよし」と会話が聞こえる。その男、馬鹿な奴で携帯のスイ
ッチを切りそこなったのか、スイッチはONになったまま。私はドキドキしながら
耳を立てました。
男女のセックスが聞こえたまま。「もう3回目やで」「いいの今日は旦那はいない
し、いっぱいして」と言う声が最後で後は「あぁいいわ、そこ、そこ、もっといじ
めて、いっぱいいやらしくして」「いいわいいわ」チューチュー、グチュグチュ
の音。そして10分位後、「いい、いい、もっともっと突いて」「あぁ、あぁ」
プチュ、ブチュ、ベッドのきしむ音。30分位続きました。
妻が俺以外の男とおめこしている。
普通でも興奮するのに39度の熱を出しながら思わずセンヅリをかきました。
結局妻が帰宅したのは、朝の5時半。まだ表は暗い。こそっとドアー開け、寝室に
入ってきました。後はご想像の通りの修羅場。