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大好きな嫁と友人


俺=28歳で名前は達也
普通の会社員で顔は良くも悪くもこざっぱりしてると思う。
昔は高身長で痩せ型だったけど最近ちょっと腹が出てきた。

嫁=28歳で名前は美咲
兼業主婦でパートに出てる。
自分で言うのもなんだけどかなりの自慢の嫁。
結構ツンも多いんだけど男を立ててくれる大和撫子タイプ。
手足細長いし括れもちゃんとあるのにFカップ。
ちょっと垂れ気味だけど超やわこい。
でも本人はその巨乳が結構コンプレックスだったらしい。
服装とかはそれを隠すように気にしてて俺も付き合うまで気づかなかった。
顔はまぁ惚れた弱みで美人としか良いようがない。
細めかつ釣り目がちなんだけど睫毛がわっさーってなってる。
ただ昔友人から酔った勢いで
「お前が言うほど可愛くはねーぞ」と言われたことがある。
まぁ客観的にみて中の上かもしれん。


付き合い始めは社会人一年目。
実は高校大学とずっと一緒だった。
でも高校の時は一度も喋ったこともなく
大学の時も「一緒の高校だったね」
って入学式とかで喋ったくらいで殆ど交友はなかった。
それで職場も一緒になって流石に喋るようになって
やっぱり外面よりも内面に惹かれるとこがあって惚れた。
なんというかさばさばしつつも思いやりがあるんだな。
同性に好かれて異性からも友達になりやすいタイプ。
そんで22歳から付き合って26歳で結婚。
プロポーズはgdgdだった。
二人でTV観てて結婚式のCMやってて
「あたし達もそろそろ?」って聞いてきたから
「うん、じゃあ」って感じで決まった。

そんで本題だけど夜のほうは結構前からマンネリしてた。
全く無くなったわけじゃないんだけど
週に一回あったのが月に二回とかその辺。
ただ諸事情で子供作りはもう少し後でってことになってるし
もうぶっちゃけ心で愛し合っちゃってるんで無かったら無かったでいいやって思ってた。
そこにスワッピングの話を持ち込んできた友人がいた。
ちなみにそいつが前述した「そんな可愛くねーぞ」の奴。
会社の同期で幸雄といって年齢も同じ。
嫁とも当然面識ある。
というか昔から俺とすごい仲良かったから家にも何度も遊びに来てるし。
嫁とも友達みたいな感じ。

顔や体格とかは俺とそんな変わらない。
ただ性格は全然違っててどっちかっていうと内向的な俺と違って
かなり社交的でいかにもな二枚目半の営業マンって感じ。
そいつは結婚してなくて彼女が居るんだけど
その子とも長くてマンネリしてるからどうだ?って持ちかけられた。
ただその話してる時はお互いぐでんぐでんに酔ってた時で
酒の勢いで「いいねー」って言い合ってかなり盛り上がった。
でその晩勢いで嫁に提案してみたら速攻で拒否られた。
でも「ほらマンネリしてんじゃん」って言ったら
向こうの思い当たる節があるみたいでちょっと考えてた。

でも結局スワッピングの話は無しになった。
幸雄の彼女が断固拒否したから。
それを嫁に話したら結構やるべきか悩んでたらしくてホッとしてた。
俺は俺でその事をきっかけでそういう妄想するようになった。
それである日幸雄が会社帰りに遊びに来たとき、家で三人で食事。
それは珍しくもなんともなくて月に一回くらいは絶対ある。
ただそん時は気まずくてスワップの話題はでなかったけど
それでメシ喰い終わって3人でリビングに居る時その話題を勇気出して言ってみた。
「本当はちょっとやってみたかったんだよな」って。
そしたら嫁は困ったように笑って
「まだ言ってるー」って。

幸雄も「俺も美咲ちゃんとネンゴロしたかったな」と
あくまで冗談っぽく両手をわきわきさせながら言ってた。
嫁は「キャー、セクハラセクハラー」と笑ってた。
で「ちょっと今二人手繋いでみてよ」と俺。
嫁は笑いながら「もー仕方ないなー」って言って
ぱっぱっと幸雄の手を掴んで離した。
それだけで結構キタ。
「あ、やべ興奮する。もっと握っててよ」って言ったら
一瞬嫁の眉間に皺が寄った。
でもアヒル口作りながら「・・・こう?」って幸雄の手を握った。
幸雄は「すべすべだな」ってにやにやしてて
それだけでちょっと勃起した。
そん時俺がどんな顔してたかわからないんだけど
嫁は俺の事みてぱっと手を離して
「幸雄君彼女いるんでしょ?もうだめー」と笑顔で言った。

「え?俺もう別れたよ?」と幸雄。
(後で聞いたらこれは嘘だった。俺もこの時は信じてた)
「へーそうなんだ?」とビックリする俺と嫁。
「な?だからいいじゃん」と恋人みたいに指を絡めあう幸雄。
「えー、ちょっとやだー」と笑いながら俺を見る嫁。
「あー、やばい興奮する」と俺。
「うわー変態だー」とやはり困った笑顔の嫁。
そんで暫く二人は手を握ってて
でも嫁の手は開き気味で握ろうとしていなかった。
嫁の顔は段々笑顔より困った成分のが大きくなってって
でも俺はもっと見たくて
「キスとか、だめ?」と聞いてみた。

それ聞いて嫁は幸雄から距離取って座った。
でも手は繋いでた。
というか幸雄が離さなかったって感じ。
「じゃあほっぺ」と幸雄。
「それくらいだったら・・・」と納得いかない感じで嫁。
んで幸雄が手を引っ張ってまたすぐ隣に座らせて、そして頬にキス。
その時の嫁は「いやー」と言いつつくすぐったそうに笑ってた。
そんで「はい美咲ちゃんも」って幸雄が言ったら
「えー・・・んー」と数秒間迷った後、結局した。
すっごく素早かった。
幸雄は俺見てニヤニヤしてたからわからなかったけど、した後嫁は口元こっそりと拭ってた。

幸雄調子に乗ってきて嫁の肩に手を置く。
「口はだめ?」
「だーめ・・・ね?」と俺を見ながら嫁。
すでに完全勃起の俺は「あ、ああ・・・そうだな」
と言ったものの直ぐに「まぁ、でも、一回くらいは」と前言撤回。
嫁は「はぁっ!?」と外面用じゃない素の声を出す。
「俺後ろ向いてるから」と二人に背を向ける俺。
「ちょ、ちょっとー・・・いいの?」と弱々しい嫁の声。
何か怖くて返事は出来なかったから首だけ縦に振った。
すると「・・・ん」と声なのか音なのかよくわからん音がした。
振り返るとニヤニヤしてる幸雄と口元を拭ってる嫁。

「ごちそうさん」と幸雄。
その幸雄の太股をパチンと叩く嫁。
幸雄の口にうっすら口紅がついてるのをみてガチで心臓が痛かった。
その時俺と幸雄のアイコンタクト
「いいな?」
「おう」
こんな意思疎通が確かにあった。
嫁の肩に乗ってた幸雄の手が嫁の胸に伸びた。
嫁はぐいっと身をよじって
「やだ!っもう!」とあくまで笑顔。
それで続けて「・・・え~」と俺を困った顔で見る。
俺は無理矢理笑顔作って
「いいじゃんいいじゃん。てかメチャクチャ興奮すんだけど」
と背中を押した。
スワップを推した時にそういう性癖があるっていうのは説明してた。
イマイチ納得はしてなかったみたいだけど。

で多分だけど嫁も興味あったんだと思う。
お互い性に関しては淡白だったけどやっぱり女盛りなのかもしれん。
「ううぅ~」って唸りながら結局幸雄の手で揉まれ始めた。
「うわっでけえ」
幸雄のその言葉ですごいむかついてでもすごい興奮した。
嫁顔真っ赤で顔を伏せる。
嫁の手は幸雄を制するように幸雄の手に重ねてた。
でも、力はまったく入ってなかったと思う。
「何カップあるの?」
明らかに嫁に対して聞いたのに嫁はシカト。
上目遣いに俺を見る。
仕方ないので「秘密」と俺が代弁。

「よいしょ」って言って嫁の後ろに座り両手で揉み始めた。
それを一分くらい続けていたら嫁が
「はい!ね?もう終わり終わり」と幸雄の手をどかして立った。
んで俺の横に座って手を繋いでくる嫁。
「あー、あつー」と手で真っ赤な顔を仰ぐ嫁。
俺キモイ半笑いで「・・・してみない?」と提案。
嫁は顔を伏せて「・・・えー・・・」と俺の太股をいじいじし出した。
「たつ君は・・・嫌じゃないの?」
「すっごい嫌!ていうか幸雄死ねばいいのに・・・って思ってる」
幸雄は「ひどっ」と笑った。
嫁はぱっと笑顔を浮かべると「じゃあ駄目じゃん!」と突っ込み。
「でも同時になんかすっごい見たい」とはっきり言った。
意外と嫁は押しに弱い。
その時は雰囲気的に嫁も桃色って感じだったから勢いで押そうとした。

「・・・えー・・・絶対嫌いにならない?」
「ならないならない」
「じゃあ・・・ちょっとだけ」
俺心の中でガッツポーズ。
でもちょっとショック。
断ってほしかったという自分勝手すぎる気持ちもあった。
「じゃあ、寝室いこっか」
嫁の手を引いて寝室へ。
嫁の足取り超重い。
無理矢理引っ張ってった感じ。
その後を幸雄が付いて来た。
「俺、寝室は初めてだな」
「そうだな」
「ここが愛の巣か~」と幸雄。
でも最近もしてなかったからちょっと気まずかった。

嫁はちょこんとベッドに座った。
幸雄はその横。
俺はそれを離れたとこに立って見てた。
嫁はずっと俺を見てた。
悲しそうだったり照れ笑いだったり。
幸雄が嫁の顎を掴んでキスしたときもずっと俺を見てた。
でも幸雄が嫁の服の下から身体を触り始めた時から顔を伏せた。
幸雄はまた嫁の耳元で「何カップ?」って聞いた。
服の下では胸の辺りでモゾモゾと手が蠢いてた。
嫁はかすれた声で「・・・わかんない」とだけ答えた。
幸雄は押し倒すと少しづつ衣服を剥いでいった。
下着になってブラを取ろうとすると
「全部は・・・や」と嫁の弱々しい声。

嫁は布団の中に潜り込んだ。
幸雄もその中へ。
モゾモゾと動く布団の中で、やがて下着と靴下が布団の中からぺっと吐き出された。
「美咲ちゃん超濡れてるんですけどー」と幸雄の冗談っぽい声。
「やー!」と嫁。
バタバタ動く布団。
「やー、やー」とくすぐったそうな嫁の声。
「布団取っていい?邪魔なんだけど」
「絶対だめー」
幸雄が布団から顔を出した。
その際幸雄の顔の先には、嫁の股が見えた。
クンニしてたんだろうなと思った。
「ゴムは?」

その時俺はうずくまって座ってた。
それまでは落ち着き無く部屋中歩き回ってたり、心臓バクバクで口の中の肉を噛んで食い捲ってた。
そんな癖今までなかったんだけど
「お、おう」と返事して引き出しの中のゴムを渡す。
「・・・たっくぅん・・・」
と布団の中から弱々しい嫁の声。
ちなみに嫁は俺のことを
『あなた、たつ君、たっくん』と呼ぶ。
第三者には上記+旦那とか主人とか夫とか。
「ど、どした?」
「・・・やっぱやだぁ」
俺は返事出来なくてゴム着けてる幸雄を見てた。

幸雄のは正直俺より小さかった。
安心した反面心のどこかで少しガッカリした。
ただ前述したとおり幸雄は嫁のことを散々
「タイプじゃない」「そんな可愛くない」と言ってたので
だからこそ安心して抱かせれたってのもある。
その上ちんこも俺より小さかったので余計安心した。
でも、すごいでかいので犯される嫁も見たかった。
布団の中から嫁の手が出てきた。
俺はそれを握った。
嫁は握り返してきて
「たっくん・・・絶対嫌いにならない?」
「絶対ならない」と即答した。
すごい切羽詰った感じの口調で即答したと思う。

幸雄が布団を少しめくる。
嫁の下半身とへそくらいまでが露になった。
めくられた瞬間嫁の足はだらしなく開いていた。
すぐに内股に。
幸雄はそれを開いて、ちんこを嫁の下腹部に当てがった。
「や、や、や・・・か、隠して」と慌てた嫁の声。
それを聞いた幸雄はめくった布団に潜り込み、また二人の姿は全部布団の下に隠れた。
俺と握ってる嫁の手以外は。
そんでギシっと少しベッドが軋み。
「・・・ん」と嫁の声。
ゆっくりとギシギシ・・・と軋み始めた。
嫁の手はメチャクチャ強く俺の手を握り始めた。

「ん・・・ん・・・・」
と鼻から息が漏れてるような声が布団から聞こえてきた。
ギシギシギシ
「ん・・・は・・・あ・・・・あ・・・」
クチュクチュって音も聞こえてきた。
「あ、あ・・・・た、たっくん・・・」
俺は手を強く握りなおした。
「み・・・見ないで・・・」
「だ、大丈夫だって・・・見えてないよ」
「あ、あ・・・じゃなくて・・・おねがい」
「え?」
「部屋に居ないで欲しいんだよな?」と嫁に向けて幸雄。
数秒沈黙。
でもベッドは軋み続けた。
「は、あ、あ、ん、あ」

「だよな?」と再び幸雄。
そして布団の中から「ちゅっ」と音がして
「だってさ。達也」
そん時俺は「ふごー、ふごー」って感じの鼻息だったと思う。
「あ、あ、あ・・・ごめん・・・ああ、あ」
俺の手を握る嫁の手が緩まった。
「ち、違うの・・・は、恥ずかしい・・・から・・・」
俺はそっと手を離して「俺、リビングにいるから・・・何かあったら」と言って
「・・・あと絶対乱暴とかすんなよ」と幸雄に警告した。
「わかってるって」
背中向けて部屋を出ようとすると
「あっ、あっ、んっあ・・・た、たっくん・・・ご、ごめ・・・」
って嫁の申し訳無さそうな、でも上擦った声と
「美咲ちゃん締まり超良いんだけど」という幸雄の囁きが聞こえてきた。
幸雄のはきっと俺に対して言ったわけじゃないと思う。

寝室のドアを閉めると中からギシギシと音が聞こえてくる。
しばらくそこで聞き耳立ててたんだけど居てもたってもいられなくて
俺は階段下って言葉どおりリビングに行ったんだけど、リビングだと全然音が聞こえてこない。
それでもしやと思って寝室の真下の部屋に行ったらビンゴ。
メチャクチャ聞こえる。
以前、この部屋居る時寝室で嫁が携帯喋ってて
「音漏れすごいな」って思ったのを思い出した。
築何十年もたってるからボロいんだ。
リビングとかは増築したんだけど、それで嫁の吐息とかも余裕で聞こえてくる。

ギシギシギシって軋む音は俺が部屋に居た時より余裕で激しくなってた。
そんでグッチャグッチャって水音も凄かった。
「な?エロイな?聞こえる?な?美咲ちゃん?」って幸雄。
でも嫁は一切返答してなかった。
「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ」って犬みたいな声出すだけ。
「な?ブラ外していい?」
「だ、だめぇ……あっ、んっ、んっ」
「すっげ揺れてるよ?な?何カップ?」
「あっ、あっ、あっ・・・し、しらない」
「すげえ揺れてる」
そんで段々嫁の声が甘くなってった。
「あっ、あっ、あっ、あっ・・・やだぁ」
ずっと我慢してたんだと思う。

ついに普通に喘ぎだした。
「あっ、だめ、あっ、そこ、だめぇっ」
「ここ?ここ?」
「あっ、あっ、あっ、あぁっ!う、うん、そ、そこだめぇっ」
「すっげ!美咲ちゃんすげえ」
「ああっ!あっ!あっ!あんっ!だめ!だめ!そこだめなのぉっ!」
「ブラ外していい?いい?」
「だ、だめぇっ。全部はだめぇっ・・・あっ!あっ!あああ!」
「キス!キスしよ?な?」
「や、やぁっ!キスやぁっ!」
「キス嫌い?な?」
「き、嫌いっ!・・・あっあっはああ・・・やぁっ」
でも暫く止んだ軋む音と喘ぎ声。
「もっと舌だして」
「ん・・・」

そんでまた軋む出す音と喘ぎだす嫁。
「な?バックしよ?な?」
「や、やだぁ・・・あぁ、あっ、はぁ、あっ」
「バック嫌い?」
「んっ・・・やっ・・・きらぁい」
「じゃあ上乗ってもらっていい?」
「やぁ」
嫁の断る口調。
メチャクチャ甘く蕩けきった声でやばいくらい可愛かった。
「このまま?」
「このままぁ・・・あっ!あっ!そっ!あっ!そ、そこやだっ・・・てぇ」
それで嫁は「ま、まだ?ね?まだ?」と連呼しだす。

「いきそうっちゃいきそうかも」と幸雄。
「は、はやく!いって!ね?はやく」
「なんで?いきそ?」
「あっ、あっ、ああぁん、ち、ちが・・・ちがうけど」
「いきそなの?一緒にいこ?な?」
「ち、ちが・・ちが・・・あっあっあっあっ!」
床が抜けちゃうんじゃないかって心配するくらい軋みが激しくなった。
増築してない元の家屋は暴風警報が出ると震度3くらい揺れるから怖い。
「あっ!あっ!あっ!はっ!・・・だめ、だめ、だめ・・・だっめぇっ!!!」
最後一際激しい嫁の声。
こんな声聞いたのいつ振りだろうかとわりと冷静に聞いてた。
というか最後にイカせたのはいつだっけかと罪悪感を感じた。

その音をきっかけに音がぴたりと止んだ。
「はぁ、はぁ、はぁ」ってどっちのかわからない荒い息遣い。
そんでしばらくすると「もう動いていい?」って幸雄の声。
返事は聞こえてこなかったけど、またギシギシってゆっくりと軋みだした。
嫁の声は「ふっ、ふっ、ふっ」とか「ひっ、ひっ、ひっ」
って感じでお産してる人みたいだった。
こういう声は聞いたことが無い気がする。
「もうイクね」
「あっ、ひっ、ひっ、ひぃ、あっ、ふっ・・・は、はやく、はやく」
それで「うっ」て幸雄の声が聞こえてそれで終わり。
しばらくやっぱり「はぁ、はぁ、はぁ」って息。

そんで一分くらい経って
「どだった?」と幸雄の楽しそうな声。
「・・・やばい」と嫁の返事。
「やばかった?」
「やばいやばいやばい」と嫁の焦ったような声と
ドタバタドタバタとした音が聞こえてきた。
「ふ、服・・・どこ?どこ?」って声が聞こえてきて
俺が慌ててリビング戻ろうとしたら
上でガチャってドアが開く音して、急いでリビングに戻った。
俺はリビングで通路の向けて背中向けて座ってた。
どんな顔してたらいいかわからんかったから。

で、すぐに後ろからドタドタドタって足音聞こえてきて
振り向くかどうか迷ってるうちに後ろから抱きつかれた。
しばらく無言でそんでなすがままだった。
美咲も特に何するでもなく後ろから俺の手を取って握ったり首筋に軽くキスしたりしてきた。
そんでようやく口開いて
「たっ君・・・好きぃ・・・」って甘えた口調で言ってきて
「俺も・・・やばいくらい好き」って返して、振り返って思いっきりキスした。
さっきまで幸雄に抱かれてた嫁の顔は紅潮しきってて、そんでちょっと涙目だった。
幸雄の香水の匂いがしまくってそれでまた興奮した。

そんで貪りあうようにキスしてたら、服着た幸雄が降りてきて
「おお、ラブラブじゃん」ってニヤニヤしながら言ってきて。
「帰れ」って俺がざっくり言って
「ひでえ」って幸雄が笑って「美咲ちゃん旦那になんとか言ってよ」
て言ったら嫁も「ごめん帰って。ていうか帰って」って即答して三人大爆笑。
幸雄はすごすごと帰っていって、その後燃え上がるように3回もした。
付き合ってる頃すらそんなしたことなかった。
もう動物かってくらい愛し合ったって感じ。
「良かったのか?なぁ?」って聞きながらバックでガン突き。
嫁はバックも騎乗位も嫌いじゃない。
むしろ好き。
「たっ君が良い!たっ君だけだからぁ!」って喘ぎまくってた。

これが先週の話。
それで明日もまたやる予定。
幸雄は勿論嫁にも事前に言ってあるけど
「あたしもう絶対やらないからね?」って言ってたけど
「(料理は)何がいいかな?」と聞いてきたので
幸雄を招待する事自体は無問題みたい。
やっぱり元々愛してたけど恋愛感情が戻るっていうか家族愛から好きって感じなる。
向こうもそうみたいで数日はすごいベタベタしてきた。
ていうか『たっ君』なんて付き合ってる頃に少し呼んでたくらい。
今は基本的に『あなた』か『達也君」だから。




一度目が終わった後の次の日曜晩も幸雄を家に招待した
嫁は事前に「もう絶対やらないよ?」と何度も念を押してきた
美咲も幸雄も照れくさそうというか挙動不審な感じで
初対面みたいなぎこちなかった
それで晩御飯食べて俺と幸雄が
後片付けしてる嫁をリビングから眺めてて
「ちょっと後ろから抱きしめてきて」と俺が提案
幸雄にやにやしながら忍び足で接近
それを軽く勃起しながら見てる俺
幸雄が後ろからのハグに成功すると
嫁は最初俺だと思ったみたいで
「ちょっと~」と楽しそうな口調で振り返り
でもすぐにそれが勘違いと気づき
「いやいやいやいや・・・無い無い無い無い」と苦笑い

その腕を振りほどき俺に小走りで走り寄って来る嫁
俺の手を取ると廊下に連れて行って
溜息つくと「あのね、しないって言ったでしょ?」
と悪戯した子供諭すみたいに言った
ただ本気で嫌がってる感じは一切しない
まだ照れ臭さやそういうプレイに慣れてないだけっぽい
「どうしても?」と聞くと「どうしても」と返事
俺が説得の言葉を探してると俺の両手を取って
「ていうか、今日は、絶対達也君と、な気分なの」
と頬を赤らめて上目遣いで言われて
その可愛さに惚れ直す俺
幸雄には謝って帰ってもらった

幸雄が帰るとすぐに服を脱がしあってセックス
激しくて甘々だった
好きとか愛してるとかガンガン言い合った
その合間合間でこの間の幸雄とのセックスも聞いた
「気持ち良かった?」って聞くと
拗ねたみたいにアヒル口作って
「ん~ん」って首を横に振って
「声出した?」って聞いても一緒
「イッてないの?」
「そんなわけないじゃん」
と嘘つかれたけど、まぁその嘘はまぁ仕方無いかって感じ
そんでどうしても気になって
「幸雄のちんこはどうだった?」ってしつこく聞いたけど
「ちゃんと見てないからわかんない」とのこと
「大きかった?」
「だからわかんないって」とクスクス笑いながら答えてた

それで二回戦が終わった時「また、幸雄としてくれる?」と聞いたら
頭かきながら「ん~」って言ってて
「恥ずかしいな」「絶対嫌いにならない?」と何度も言ってきて
「大丈夫。ていうか、むしろ好きすぎてやばくなってる」って言ったら
恥ずかしそうに視線逸らして
「あ~、ちょっとわかるかも。あたしも幸雄君と、その・・・な時は
達也君のことずっと考えてたし」
「興奮はしない?」
「ん~、わかんない。ごめん、って思っちゃう」
「嫌ではない?」
「嫌なのは嫌だよ。でも、まぁ、うーん、死ぬほど嫌って感じでもない」
「じゃあまた今度良い?」
「え~?もう。たっ君変態じゃん」とくすくす笑ってて
それでキスしてきて「絶対絶対嫌いにならない?」って
聞いてきたから「うん」って言って了承とった

それで水曜日
いつも通り晩御飯ご馳走しようとしてたんだけど
幸雄は残業で晩メシを社員食堂に済ませてきた
それで8時くらいに幸雄到着
三人で軽く酒飲んで30分くらい
その間嫁と幸雄はやっぱりどこかぎこちなかった
「そんじゃ、そろそろ」と切り出す俺
「ん?・・・ん~」と引きつった笑顔の嫁
「俺ここにいるからさ」
そんで幸雄が立ち上がって嫁に対して手を差し出して
嫁は俺の方見て一瞬躊躇してたんだけど
その手取って立ち上がって幸雄と一緒に階段昇っていった

俺はまたこっそりと例の部屋へ
この二回目の時はあんまり会話が聞こえてこなかった
部屋に入って
「なんか・・・やっぱ緊張するねー」
「な」
っていう会話くらい
もう幸雄と嫁が二人で会話してるだけで勃起するようになった
それでしばらくごそごそと音がして
「全部はだめ」って嫁の声
多分服のことだと思う
「口で、とか有り?」
「無し」
くすくす笑いながら嫁が即答
前戯中の会話はこれくらいだった
吐息とかも聞こえてこなかった

それでベッドが軋む音が聞こえ出してきて
それと同時に嫁の声
「んっ・・・んっ・・・んっ」
って感じで明らかに我慢してた
囁くようなくらいの声量で
「我慢してる?」って幸雄
「・・・してない」と嫁
その会話を皮切りに
軋み音が一気に激しくなった
嫁も我慢してたみたいだけど
「んっ、んっ、んっ、はっ、あっ、ああっ」
って感じで徐々に声が漏れてった

そんで嫁の慌てた口調で
「待って!待って待って待って!」と連呼
音が止んで
「あ、痛かった?」と幸雄
「ふー、ふー」って荒い呼吸するような声が聞こえてきて
「違うけど・・・ゆっくりがいい」
と嫁が笑いながら言ってる感じの口調で返答
「ゆっくりが好き?」
「ん?んー」と煮え切らない返事した後
「ていうか、イクのとか、無しにしよ?」と嫁
「え?なんで?」
「あ、幸雄君はいいけど。ていうか早く出してね」
とクスクス笑いながら返事

「イキたくない?」
「ん、んー。やっぱり嫌かも」
「達也でって感じ?」
「・・・うん」
幸雄が鼻で笑ってまたすごいピストン再開
「はっ!はっ!あっ!はっ!」
嫁の甘い声ダダ漏れ
俺のちんこガッチガチだけど
不思議と射精したくはならない
「だ、だめぇっ!だめ!・・・あっ!あっ!ああっ!あんっ!」
「いいよ?」と幸雄
「だめだめだめ!だめだってば!・・・あっあっあっ!ああぁんっ!」
本当に床が抜けるんじゃ?って心配するほど揺れてた
「あっ!あっ!あぁっ!はあっ!だめ!きちゃう!だめぇ」
どたばたって音がしてそれで音が止んだ

「はー、はー」って荒い嫁の呼吸の声だけ
そんで「キスしよ?」って幸雄の声
「だめ」と冷たいっていうか突き放す感じの嫁の声
でも数秒後「ちゅっ・・・ちゅっ」って音が何度も聞こえてきて
「ベロ出して」「んー」って会話
そんでまたゆっくりと軋み出して
「んー、んー、んんー」って嫁の苦しそうな声
軋みはすごいゆっくりだったんだけど
「あっ、だめ!また、あっ、やばい。あっ!だめっ!あっ!あっ!」
って声がして
でも軋みが相変わらずすごいゆっくりだったんだけど
「いっあっ、あっあっ・・・いっちゃう・・・あっ」
でまた音が止んで
「超敏感だな」と楽しそうな幸雄の声

「もーやだー」って嫁が困った口調で言って
「・・・一回抜いて」と幸雄にお願い
幸雄も素直にいう事聞いたみたいで
「は~」って安心したような嫁の声
「もー駄目って言ったじゃん」
「ごめんごめん」
楽しそうな口調の会話だった
「まだ?」と嫁
「もうちょいかも」
「元気だねー」
「バックでいい?」
「駄目」
「嫌い?」
「っていうか弱いから」

「そんなの聞いたらさー」
「えー。駄目だってば」
「じゃあ口とバックどっちかにしてよ」
「・・・えー?」
そんで10秒ぐらい無音で
「ちゅぱ・・・ちゅぱ」って音が聞こえてきた
それで一分後くらいに
「ちゅっぱ、ちゅっぱ、ちゅっぱ」って激しくなって
「あ、やば」って幸雄
「わ、わ、わ」と嫁
「ふい~」と気持ち良さそうな幸雄と
「出すぎー」とクスクス笑う嫁
よっぽど勢い良かったそうで
その後着替えてると思える時間の最中も
「すごい出るよねー」と楽しそうに何度も何度も言ってた

その後の展開は前回と大体一緒で
先にリビングに戻ってた俺に抱きついてきて
それで耳元に
「早く帰ってもらって」と耳打ち
俺が「もうちょい一緒に居てもらう?」
って意地悪のつもりで言ったら
鼻を甘噛みされて
「幸雄君帰って」
と嫁自ら満面の笑顔と可愛い声で幸雄を撃退
幸雄は笑いながら「はいはい」って帰ってった

その後は当然燃えまくり
でも激しくっていうよりは
ねっとりと愛し合ったって感じ
お互いの温もりとかじっくり確かめ合ったっていうか
「どうだった?」とか聞いて
嫁は「わかんないよー」の一点張り
「気持ちよかった?」の問いには
「たっ君のが良いって」
ってバックで突かれながらそう言ってた
実はもう三回目も済ませてます
その時にこのプレイについて
嫁の本音とか聞けて安心出来たので
今後も続けていけると思います
その時の話はまたそのうち書きます
今回はこれで終わりです




達也です。
2回目が終わった後
「これからもOK?」と嫁に尋ねた
その結果、嫁から色々とルールを提案してきてOKになった
まず一番大きかったのはピルを飲むこと
万が一があっては嫌だという
ちなみに子作りに関しては借金があって
(元々二人のものじゃないけど)
それを返し終わったら、という話を結婚前からしてた
多分再来年くらい
あと幸雄とした後は必ずあたしとすること
絶対あたしのこと嫌いにならないこと
こんな感じ

あとこんな事も
「なんか自分だけだとアレだから……」とごにょごにょ言ってて
問いただしてみると
嫁は自分だけが他の人としてるのは罪悪感が半端無いから
嫁と幸雄がしてる間はAVを観てても良いと言った
ちなみにうちはAV禁止
結婚までは何も言わなかったけど
結婚してから怒られるようになった
まぁ隠れて観てたけど
それで一回目と二回目の分ということでAV借りてきたら
4本セットで1000円だったからそれで借りたら
「何でそんな借りてくるの?」と無表情で怒られた
一回につき一つという感覚だったらしい
実は嫁は嫉妬深い
そういうところも可愛くて好きだけど

それでその4本は一緒に観た
なんか何とも言えない雰囲気で
冷や汗掻きながら観てた
「こういうの好きなんだ?」とやっぱり無表情で言ってて怖かった
特に何本かは嫁と似てるタイプの女優の作品借りてて
嫁もそれがわかったのか、なんか気まずい雰囲気だった
観てる最中勃起してきて、それを横から掴まれて
「……ふ~ん」って言われてすぐ離されたり
その夜は誘ってもHしてくれなかった
まぁその辺は仲直りしてそれでいざ三回目
幸雄はノリノリで、会社で二人の時に
「原田って締まり超良いのな?」
とか言ってくるようになった
それ聞いて勃起したりとか
ちなみに原田は嫁の旧姓で
幸雄はいまだに嫁をそう言う

それで三回目
いつも通り夜に俺の家
基本的にはこのプレイは金曜の夜にする事になった
いつも通り三人で飯喰って、ちょっとお酒呑んで
そんで目の前でちょっとキスしてもらったりしてって流れ
俺はもうずっとギンギンで、それを幸雄に子供の悪戯っぽく触られて
「こいつ超勃起してるよー」って爆笑されて
嫁は呆れるように溜息つきながら苦笑いしてた
「ほんっと……変態」って
そんで二人は俺を残して寝室に行ったんだけど
その途中で幸雄が嫁のお尻触って
嫁にその手つねられて
「うぎゃっ!」って声出してた

いい加減間近で見たかったんだけど
それは嫁にNG喰らった
しょうがないのでいつも通り例の部屋に
上からはクスクス楽しそうな声
詳しい会話の内容はわからなかった
でも嫁がもう大分リラックスしてるのは明らかだった
そういう楽しげな声が聞こえてこなくなって
ごそごそと音がしてきてそれに
「あっ」って吐息が混じるようになってきた
それで「じゃ、いただきまーす」って幸雄の声
むかついてマジで壁殴りそうになった
嫁の「やーだー」っていう
けして嫌そうじゃない声も余計むかつかせた
でも同時にやばいくらい勃起した

ギシギシギシと揺れ始める天井
「んっんっんっんっ」って声
「あー、マジきついんだけど」って楽しそうな幸雄
「もう・・・ほんとうざい・・・あ、あ、あ、そこいい、あ」
「ここ?こう?」
「あ、それ・・・あっ!あっ!あっ!あっ!」って大きくなる嫁の喘ぎ声
「ははっ」と幸雄が鼻で笑って小さな声で、
「ねぇ、ゴム外してみない?」
「だめっ!絶対無理。言うよ?」
その場の雰囲気もあるのだろうが、これにはかなりむかついた。
「だろうな。わかったよ、このまま続行」
「あんっあんっあんっ!・・・あぁん!だめぇっ!」
って嫁の声がさらに大きくなった
「あっ!だめっ!・・・あっ!いっちゃうっ!だめ!だめだめだめぇっ!」
「いけよ!いけよほら!」
「あんっ!だめっ!あああんっ!やだ気持ちいいっ!・・・あああああっ!」
「あ、やべ」
「ああああぁっ!・・・あああぁっ!いっ・・・・っくぅっ!」

初めて嫁と幸雄の絡みを聞きながらイった
我慢出来なくて思いっきり射精した
二人のはぁはぁ荒い息遣い
「今日はなんか早かったねー」と嫁
「・・・うっせ」
ふふふ、とからかうように笑って
「よっこいしょっと」とベッドの上で歩いてるような音
そんで暫く衣擦れのような音
「着ないの?風邪引くよー?」って嫁の声から察するに
嫁だけが服着てたんだと思う
「もうちょっとゆっくりしようぜ」
そんな幸雄の声と、ベッドの上を移動するような音
それを床に飛び散った精子拭きながら聞いてた

「ほんとでかいよなー」
「えー、ちょっとー」
「いいじゃん。もうちょっと」
「もー、触りすぎだってー」
幸雄に対して、全然嫌そうじゃない声で
一応抵抗する嫁に複雑な感情を抱く
「あーでけー」
「ちょ・・・やー」とクスクス笑いながら
「揉みすぎ!くすぐったい」と楽しそうな口調の嫁
「なぁ何カップ?なぁなぁ?」とうざい幸雄
でもやっぱり楽しそうに
「えー?関係なくない?」と返事する嫁
なんかあまりに楽しそうで性的な部分とは別で
嫉妬するようになってきた

「パイズリってしたことある?」
「あはは。胸で挟むやつ?」
「そうそう」
「しーらない」
なんとなく、あ、した事あるんだ・・・とショックを受けた
付き合い始めたころに、大きな胸がコンプレックスみたいな事言ってたから
なんとなく頼みづらかったので余計にショックだった
勿論してもらった事はない
「てかさー。原田ってフェラ好きだろ?」
「はぁ?」
「ぜってーそう」
「何言ってんのこの人・・・てかいつまで触ってるの?」
「いやこれは癖になるわ」

実際はどうかは知らないけど
ベッドの淵で嫁を後ろから抱きしめながら座って
胸を揉みながら喋ってる幸雄を想像して羨ましくなった
俺も早く嫁も胸触りたいって思ったらちょっと復活してきた
「なんでそう思うの?」
「は?」
「だから、口でどうとか」
「なんとなく」
「ふーん」
「苦手だった?」
「別に・・・でも嫌いじゃないよ」
「やっぱ好きなんじゃん」
「好きっていうか・・・なんか勝った!って感じになれるよね」
「なにそれ?」
「わかんないけど」と二人できゃっきゃっと笑ってた

「なぁなぁ。俺と達也どっちがでかい?」
「は?てか揉みすぎ」
「いいだろ。で、どっち?」
そこで嫁がくすくす笑う
「なんで男の人ってそんなの気にするの?」
「達也も?」
「うん」
「へー、で?どっち?」
「えー、わかんない。一緒くらいじゃない?」
俺のが絶対でかいと思ってたから
俺って言ってもらえると期待しててショック受けた
前見たときは、完全に勃起してなかったのだろうか
「あーでもねー」と嫁
「うん」

「最初ちょっと不安だったことがあって」
「うん」
「なんかさ、しちゃうとさ、気持ちも移っちゃうってこともあるじゃん?」
「ああ、あるある」
「それ不安だった」
「てか浮気したことあるってこと?」
「は?いやいやいや。無い無い無い。昔さ、ちょっとあってね」
「なにそれなにそれ?超気になる」
「ていうか、いい加減揉みすぎ」
「痛い?」
「別に」
「じゃ、続行で。で?」
「え?」
「いやさっきの話。昔の」

「ああ。そんな大した話じゃないよ。浮気とかでもないし。
達也君と付き合う大分前の話だし」
「聞きたいなー」
「はいはい。また今度ね」
「ふーん。で?俺に情移っちゃったって感じ?」
「ああ、それそれ。でね、不安だったんだけど、全然無かった」
と言って嫁爆笑
それまで俺は気が気じゃなかった
昔の話とかも気になったけど
それよりも、情が云々をもし肯定されてたら発狂してた
自分が撒いてる種だとはわかってるけど
「うっそ」と幸雄も笑いながら言ってた

「なんかね、してる時はやっぱり気持ち良いから、
『あ、やっぱやばいなー』って思うんだけど」
「うん」
「終わったらビックリするぐらい冷める」
「俺に?」
「うん」
「うざっ、感じ?」
「うん」
「ひっど」
二人で爆笑
「じゃあこうやって胸触ってるのもうざい?」
「だから言ってんじゃん」と、やっぱりクスクス笑いながら嫁
「でも乳首弱いだろ?」
おそらく幸雄が乳首を触ったんだろう
「あんっ!」と急にさっきまでの素の口調と
180度違う高くて甘い声出した

「うっざー」と笑ってる嫁
「てかさ、気持ち良いのは気持ち良いんだ」
「あー、うん、まぁ」
「ぶっちゃけ相性良くない?」
「んー・・・かな?」
「達也より良い?」
「そういうの禁止ー」
「じゃあ俺個人は?有り?」
「有り、じゃない?わかんないけど」
「どういうとこがいい?」
「えー・・・硬い?」
「うそ。ちんこ?」
「んー、てかさ、カチカチだよね」と笑いながら嫁

「達也より?」
「だからウザいって」とやっぱり笑いながら嫁
「へー、原田は硬いのが好き・・・と」
「えー・・・てかそりゃそうでしょ」
その後しばらく無言が続いた
数十秒くらい?
また嫁の「あっ!」って声
それが断続的になってった
「んっ・・・やぁっ・・・もうだめ・・・あっ!」
「もっかい良い?」
「もー、なんか、当たってるんですけどー」
「良い?ていうか、内緒で生でしない?」
「だから、だめー。達也君に言うよ?それだけは絶対だめ。」
「良いじゃん」
「元気過ぎ、それは絶対にだめ」

「じゃ、口で。な?」
ぎっぎっ、とベッドが軋む音がしながら
「もーほんと元気過ぎ・・・またカチカチだし」
それですぐに、ちゅぱっちゅぱって音が聞こえてきた
「あーやべ。やっぱ原田上手いって」
嫁の返事無し
ちゅぱちゅぱと音が続いた
それで暫くしてそれが止んで
「・・・かた」と嫁の声
「なぁ、もっかい良いだろ?」
「・・・だめー」
「じゃあ達也が良いって言ったら良い?」
「えー・・・」

そんで俺の携帯が光った
「そのまましゃぶってて」と幸雄の声
着信を知らせる液晶の点滅がある間
上からちゅぱ音はずっと聞こえてきた
俺は意を決して電話に出た
万が一俺の場所が漏れないように小声で喋った
俺が電話を取るとちゅぱ音が止んだ
「あ、達也ー?」
「うん」
声は震えてたと思う
「二回戦てさ、有り?」
「あー・・・美咲に変わって」
「あいよ・・・原田ー、達也」
「・・・も、もしもし?」
「あ、達也だけど」
「う、うん」

「なんか二回戦のお誘いらしいけど・・・」
「ね、ねー・・・元気だよね・・・」
「・・・どうする?」
「達也君は・・・?」
「美咲が良いなら、良いけど」
「あたしは・・・わかんない。じゃあ嫌・・・かな?」
「そ、そっか・・・じゃあ手でしてあげなよ」
「う、うん。だね。わかった」
「もっかい幸雄に代わって」
「うん・・・幸雄君ー」
「駄目?」
「手で」
「マジかー」
「てかさ、今美咲って何してる?」
「今?俺のちんこ指で突っついてる」
バシン、と乾いた衝撃音

「痛ぇっ!」と幸雄の声
その言葉で俺はまた完全に勃起した
「俺と喋ってるときも?」
「あ?ああ」
それで電話切った。
俺と電話しながら、他の男のちんこを突付いていた嫁の姿を想像すると
なんかものすごく胸がときめいた
「ちょっと何言ってんのー?」と嫁の声が聞こえてきた
いつも幸雄と話すときの楽しそうな感じじゃない
ちょっと苛立ちが見えてた
「いいじゃん本当のことだし。ていうかやってるんだし」
ぐうの音も出ないのか、その後無言
たまに「にっちゃ・・・にっちゃ・・・」と音が聞こえてきた
多分手コキの音

「キスしよ」と幸雄
にっちゃにっちゃ、っていう音と一緒に
たまにちゅ、ちゅ、って音も聞こえてきた
「あっ、いく」
その声の後
「ふふ」と嫁が鼻で笑う感じの声
「やっぱ幸雄君すごいねー。超出るねー」と愉快そうな嫁
「ふぅ・・・」
「うわ、まだ出る」
「ちょ・・・くすぐったい」
「あはは」
「フェラしてよ」
「えー?もう」
そう言いつつ、聞こえてくるちゅぱ音

今度は幸雄が服が服を着てるっぽい時間
「なんでさー、原田こんなのしようと思ったん?」と幸雄
「えー、別にー」
「浮気したかったとか?」
「それはない。だからそれが嫌だからって感じかなー」
「え?」
「まぁマンネリはあったからさー」
「あー」
「でも絶対浮気とかは嫌だったから」
「ふーん」
こんな会話があった
その後はいつもと同じ

最近は俺とは当然中出しでセックスしてる
中出しはお互い初めてだったみたいで
「こんな気持ち良かったんだねー」と嫁と言ってた
早く子供ほしいねーとも
ただ幸雄にはピル飲んでることは言わないでほしいと嫁からお願いされた
「絶対調子に乗ってきそうだから」とのこと
これから毎週金曜日が楽しみ
とりあえず今は目の前でやってもらうよう説得中




あれからの話を書きます
といっても前回どこまで書いたか微妙に忘れてるんだけど
嫁が危惧してた云々っていうのを幸雄に伝えた話は書いたと思います
情が移ってしまうかもって話
あれ、嫁から普通に俺に言ってきました
ある晩普通にセックスしてて
そんでその後嫁から
「こないだ幸雄君にも言ったんだけど~」って感じで
それで一応「大丈夫そうなのか?」って聞いたら
カラカラ笑いながら「何ともない」って聞いて再度一安心
「でもちょっとはそういうのってあるんじゃない?」って食い下がると
ちょっと奥さん聞いてくださる?って感じのリアクションで
「いやそれがさ、ビックリするくらい無いんだって!」と強調

「ぶっちゃけ幸雄の事ってどう思ってた?」
「何とも思ってなかったよ。会社居る時も。
あ~達也君と仲良いんだな~って感じだけで」
「最初から気が許せる仲ってのが良かったのかな?」
「あ~そうかもね。しちゃっても全然そういう感情出てこないし」
とこんな感じで嫁もわりと気軽にこのプレイのことを話すようになってきた
以前まではやっぱりどこか、タブーとまではいかないけど
なんとなく気恥ずかしくて、こういう踏み込んだ会話はしづらい空気があった
でも一度こういう会話するとなんかスルスルとお互い本音で喋るようになった
共通の見解としては、このプレイやってからお互いのことをより一層意識するようになったってこと
嫁が笑いながら暴露したのは、最近昼間に俺に向けてのラブレターを書いているってこと
何度も書いては破ってを繰り返しているらしい
嫁曰く、かなり恥ずかしい内容だそうだ

俺は俺で結婚記念日に豪華なプレゼントを企画してたりして
それはまだ嫁に秘密だけど
でも幸雄とのプレイはそんなに特別な感じでもなくなってきた
嫁も「ああそういえば今日幸雄君来る日だっけ?」みたいな
「本当は結構待ち望んでたんじゃない?」って聞くと
「あはは~、そうそう」と明らかに冗談っぽい返し
「ぶっちゃけ気持ち良い?」って聞くと
「ううん」ってにやにやしながら首振ってた
「声とか出してる?」
「ええ~?あんまり出ないよ~」とやはりにやにやしながら
でも俺と視線合わせない感じ
少なくとも俺としてる時くらいは出てるのに

「本当はイっちゃったりしてるんじゃないのか?」
「あ~、それは無い無い」
「本当?幸雄はいかしたって言ってたぞ?」
「演技演技」
とやはり目を合わせないままニヤニヤしながら返事
俺も問い詰めるような感じじゃなくて
二人ともにやにやしながらそんな会話とかするくらいこのプレイに慣れてきた
でもやっぱり相変わらず二階から嫁の喘ぎ声が聞こえてくると
異常なほど興奮する
その度合いは慣れるとか無い
もうリビングにいても
「あっ!あっあっ!……あっ、いくいくっ!いくっ!あっだめっ……いっくぅっ!」
って声が聞こえてくるくらい嫁は声出すようになってきた
もしかしたら俺とする時よりも声でてるかも

それで終わった後「声聞こえてきたぞ?」ってからかうように言うと
(でも内心すごいドキドキしてる)
「だって幸雄君が出せってうるさいから」
とあくまでわざと出してる風な主張の嫁
「ていうか聞かないでよ。マジで恥ずかしいよ」
と困ったように眉を八の字にして
苦笑いで上目遣いしてくる嫁が可愛すぎて辛い
抱かす→嫉妬して好きになる→抱かすがずっと蓄積してってる
今までなら殆どしなかった帰宅時に
「今から帰る」とか飲み会の時にちょくちょく現状説明したりとか
そんなメールをよく送るようになったりとか
ふとした時にほんの些細なスキンシップとかが増えて
嫁もそれをものすごい嬉しがってて
すごい充実した夫婦生活送れてる

それと並行して、「直接見たい」って交渉はしてた
嫁は頑なにNG出し続けてたんだけど
その拒否姿勢も少しづつ和らいでった
最初は「絶対やだっ!」ってちょっと苛ついてたくらいなのに
「え~……でもさ~……」と満更でもない感じでモジモジする感じ
でもなかなかOKは出してくれなかった
意外に幸雄も「本番見られるのはちょっと恥ずいな」とか言い出した
それは無視だけど
あと幸雄と二人で飲みに行く機会も増えて
その時プレイの感想とか聞かせてもらってる
これも嫁との会話同様で、なんとなく詳細を聞くのは怖いっていうか
気恥ずかしいとこがあったんだけど
意を決して聞いてみたらやっぱりすごい興奮してはまってる
酒が入ってるってこともあって
幸雄は自慢するみたいに喋ってくれた

「正直嫁ってどう?」って聞くとその時点で結構酒入ってて
赤くなった顔で「締まり良いよな」ってにやにやしながら言われて俺勃起
「てか身体がエロい。抱き甲斐があるっつうか。ああでもフェラは微妙。今俺流の仕込み中」とか
「イクとき思いっきり掴んでくるよな?イク時ってか感じてる表情がいいんだよな。
いかにも『感じちゃ駄目なのに・・・』って悔しそうでさ」
とか言われて、居酒屋なのにこっそりちんこ触ったりしてた
「惚れんなよ?」って言うと
「ああそれは無い無い。顔がタイプじゃない」って言われて
勿論それは友達同士の冗談の言い合いって感じだったんだけど
なんか俺どうもMっぽい感じで興奮することに気付いてきて
「俺の嫁じゃなきゃセフレって感じだった?」
とかわざわざ卑下するようなこと言って
それは流石に幸雄も気が引けるのか
「ん?ああ、はは」と誤魔化すように笑ってた

それでこないだの週末
いつも通り上から聞こえてくる嫁の喘ぎ声とベッドが軋む音に興奮してた
「あっ!だめぇっ!あっ!あんっ!・・・はぁ、はぁ・・・こんな、だめぇ」
俺の時と明らかに違うのは「駄目」って言葉がすごく多い
「あっ!あっ!あっ!だめっ!幸雄君だめっ!だめだめ・・・あん、あん、あんっ!」
もう俺に聞かすためにわざと大きな声出してるんじゃないか?
ってくらい激しい喘ぎ声で、でも
「んっ、やだはげし・・・もっとゆっくり、ね?ね?・・・声でちゃう」
って幸雄にお願いしてたから素なのかもしれない
「あんっすごい!あっ!やだっいく!・・・ゆ、幸雄君・・・あっあっあっあぁ」
「いけ!いけ!」って幸雄の高圧的な命令口調が余計興奮した
「あ、うん、幸雄君は?・・・あっ!あっ!あっ!だめ!・・・
幸雄君は?幸雄君は?あっだめっ!・・・いくいくいく!・・・っくぅっ!」
そんで十秒くらいして「・・・もー、はげしすぎ」ってクスクス笑う嫁

また「あっ・・・」って声出て
「あっ、あっ、あっ・・・ま、まだぁ?」
「もうちょい」
「あっあっ、すご・・・あっ!あっ!あっ!あっ!」
「気持ちいい?」
「え?あ、やだぁ・・・んっ、あ、そこやだ」
「いい?」
「い、いいけど・・・やだぁ・・・あっ、あっ、あっ、あっ」
「イッテいい?」
「う、うん、いいよ・・・あぁやだ、気持ち良い・・・あっ、んっ、んっ」
「あーやべ、すげえ出そう」
「いいよ。出して・・・ん、はぁ・・・あはっ・・・いっぱい出しなよ」
「いっぱい?」
ベッドが軋む音がゆるやかになって
嫁が素の口調でクスクス笑いながら
「どうせだったら、いっぱい出して、って思っちゃう」

「じゃあゴム外して良い?」
「駄目に決まってんでしょ」
「絶対そっちの方が気持ちいいって。ちゃんと外に出すよ?」
「そういう問題じゃないし駄目なものは駄目」とやはりクスクス笑う嫁
「じゃあ外で出すのは有り?」
「え?あ~、うん」
「口は?」
「でもいいよ」
「勝った、って感じになるから?」
「あはは、そうそう」
「じゃ今から口でいい?」
「・・・あ~、もうちょっと、してほしいかも」
「了解」
それでまだ激しく軋みだして
「ああっ!あっ!あっ!あっ!すごいっ!あっ!すごいよっ!
幸雄君!幸雄君!・・・・あんっ!あんっ!あんっ!ああ本当すごいっ!」

「気持ち良い?」
「やだっ、すごい、気持ち良い・・・あっあっあっ!すごい、気持ち良いぃっ!」
「ねぇ生でしちゃおうよ?絶対いいって」
「それは駄目だって・あっあっ・ていうかこんな時にズルい・・・。」
「ああ、でもやべ、もういきそ」
「いっ!あっ!あっ!・・・じゃあ、このままが良い・・・あぁんっ!あっあっ!」
「このまま?」
「うん!いって!このまま、いって!・・・一緒がいい・・・ああもう、すごい
あっ!あっ!あっ!・・・いくっあっ!幸雄君は?あっ!いこ?一緒に・・・
あっだめいくっ・・・いくいくっ・・・あっ、あああああぁっ!!!」
それで幸雄もイッたみたいで、暫く二人分の荒い息遣いが聞こえてきて
「あぁ、もう・・・すごいぃ・・・」って嫁のなんとも言えない声
「良い感じ?」
「うん、もう、すごい、気持ち良い・・・幸雄君・・・」
それでティッシュを取る音が聞こえてきたんだけど
「あぁ、だめ」と嫁の声
「一応、約束だから」と言って、その後「んっ、んっ」と音がしてきた
一分くらいして「はい、綺麗」と嫁

ちなみにこの間、俺は射精もせずに我慢しながらオナニーしてた
携帯の待受とか嫁の写真見ながら
ずっと「好きだ・・・好きだ」って一人で呟きながら
なんかこのプレイって慣れることがなくて
やればやるほど脳みその回路が焼けるみたいな感覚がある
それでいつものならこれで終わりなんだけど
「一緒にシャワー浴びね?」と幸雄の提案
「えー、やだよー」といつも通り終わったら素っ気無い嫁
すると幸雄から電話掛かってきた
上からは「えー、ちょっとー」と困ったような嫁の声
「何?」
「一緒にシャワー浴びていい?」
「それくらいだったら・・・」と返事

しばらくすると、二人並んで階段を下りてきた
裸で、手を繋いで
嫁は残った手で口元押さえてニヤニヤしてた
俺の存在に気付くと慌てて幸雄の背中に隠れた
それで「んじゃシャワー借りるな」って言いながら
俺のこと気にせず風呂場に歩いてく幸雄の背中に隠れて歩いてて
俺の横を通る時、幸雄の肩から少しだけ顔をのぞかせて
照れ笑い浮かべながら、ちょっとだけ舌をべぇ、って俺にした
幸雄の背中に両手を置きながら歩く嫁の姿は
ある意味今までで一番嫉妬したかも
後で聞いた話だと、この直前まで嫁は乗り気じゃなくて
でも幸雄が俺を嫉妬させてやれ、みたいな説得を嫁にしてたらしい
それで多少は乗り気になって、そういう態度を取ったんだと思う

しばらくして聞こえてくるシャワーと、楽しそうな二人の声を
俺はうろうろと浴室の前を行ったり来たりして聞いてた
「くすぐったい~」とか「も~やだ~」とか
すごい楽しそうな嫁の声は胸に響いた
ぐさりぐさりときた
不思議とそういう事のほうが落ち込んだ
性的に興奮出来ないから欝勃起から欝だけしかないってことなのかも
だからなるべくそれは聞かないように距離を取ってた
でも完全に離れきることもできなくて
中途半端な距離を置いてうろうろしてた
それが10分くらい続いたんだろうか
「達也ー」と幸雄が俺を大声で呼び声がした
俺は情けないことに、嬉しくて駆け寄ってった
蚊帳の外じゃなくなったのが嬉しかったんだと思う

ウチの浴室は廊下というかリビングに面するように小窓があるんだけど
そこが少し開いて「2回戦あり?」と幸雄が尋ねてきた
俺はすぐに返事出来なくて「おーい」って返事を催促する幸雄の声
「嫁は・・・?」カラカラの喉で、そう聞くことしかできなかった
「お前が良いなら良いって」と幸雄
「じゃあ・・・いいけど」
「じゃ、ゴム取ってきて」
「え?」
「いやゴム」
俺は漸くその言葉の意味を理解して、一人寝室へゴムを取りにいった
これも後で聞いた話だけど、この会話の時
嫁はしゃがんでフェラチオをしていたらしい
でも小窓が開いて、会話が始まると咥えるだけで
たまに舌で亀頭をぺろぺろと刺激するだけだったとのこと
嫁と友人のセックスの為のパシリをさせられて
俺はものすごい凹むと同時に同じくらい興奮した

寝室はまだ二人がセックスをしていた残り香が漂っていた
二人が脱ぎ散らかした下着や服もあって頭がくらくらした
俺は不審者みたいに周りと見渡すと
嫁の下着を拾って匂いを嗅いで
それで少し舐めた
我ながら気持ち悪いと思う
でも嫁が愛おしくてたまらなかった
直で感じる嫁の匂いはさらに頭がくらくらした
ゴムを手に浴室の前まで戻ってくと
中から明らかにフェラチオしてる音が聞こえてきた
音響もあってか、すごいやらしく聞こえた
実際、かなりねちっこいフェラだったんだと思う
ちゅっぱ…ちゅっぱ…って聞こえてきた
たまにリズムが変わって、じゅぽっじゅぽっじゅぽっ!
てなったのがすごいエロくてドキドした

しばらくそこで立って聞いてた
というよりも話しかけられなかったって感じ
立ち竦んでた
すると「達也遅いなー」って幸雄の声
「ちゅっぱ、ちゅっぱ・・・んー、だね・・・ちゅぱちゅぱちゅぱ」
ってフェラの音の合間に嫁の素の口調が聞こえてきた
もう居たたまれなくて、でも声掛ける勇気もなくて
少し戻ってわざと大袈裟な足音立てて近づいた
するとわかりやすすぎるタイミングでちゅぱ音が消えた
俺は「・・・はは」って苦笑いした
実際顔面はかなり引きつってたと思う
それで小窓からゴム渡すと
「達也君・・・」ってすごいか細い声
こんな弱弱しい声聞いたことないってくらい
「ん?」
あんまり長い言葉は喋れそうになかったからそんな返事しか出来なかった

「恥ずかしい・・・ここ居ちゃやだ」
とすごい可愛い声で言われた
勿論どんな顔や体勢で言ってたのかはわからない
俺はもう充分すぎるほどヘタってて
「聞かせてほしい」なんて主張できなくて
「わかった。あっち行ってるから」
「・・・ごめんね?」と小窓越しに会話した
でもそこから離れる勇気もなくてそのままそこで腰を下ろした
その時、囁くようなほんの小さな声だが俺は聞き逃さなかった。
俺に聞こえないよう小さな声で
「・・ていうか、ゴム・・いらなくね?」
「ほら、ここをこうすればすぐ入っちゃうし」
「あっ・・やだっ・ちょっと・・・あたってる・・外して・・怒るよ?」
「一瞬。先っぽだけだから」
「本当無理・・駄目だから・・離して・・」
そんな会話だったと思う。
きっと幸雄はゴムを装着する前は、生で嫁のに擦り当てていたのだろう。
「わかったわかった。ちょっと待ってろ」
ゴムを着けたのかしばらくすると、さっきとは違い普通のボリュームの声で
「そっち手ぇついて・・・腰もっとこっち向けろ」
って幸雄の声がしてすぐに
ぱん、ぱん、ぱん、と肉がぶつかる音が浴室から響いてきた
小窓は閉められていたけど余裕すぎるくらい聞こえてきた

「はっ、はっ、はっ、はっ」って犬みたいな声が聞こえてきた
俺はその場で体育座りで蹲ってて
その抑えた喘ぎ声聞きながらやっぱり勃起してた
しばらくすると嫁も我慢出来なくなってきたみたいで
「あっ、だめっ、あっ、あっ・・・あんっ!あんっ!」
って普通に喘ぎだして
「やだっだめ!だめっ!恥ずかしいって。恥ずかしいよ」って
懇願するように幸雄に言ってた
「達也君居ない?達也君居ない?・・・ねぇ達也君は?」
それで立ちバックのままだったかどうかはわからないけど
小窓が開いて幸雄が顔を覗かせた
俺とばっちり目があったんだけど
俺はしーって人差し指を口に当てて
幸雄もそれをわかってくれたみたいで
小窓閉めると「ほら、居ないって」と言った

「本当?本当?・・・あっ!あっ!あっ!あっ!」
またパンパン乾いた音が反響してきた
パシンッ!パシンッ!パシンっ!って感じのが近いかも
「あっやだイク!・・・あっイク!・・・あっあぁんっ!」
って大きく喘ぐと
「ね、ねぇ?ベッドいこ?」と甘えた感じの嫁の声
幸雄の返事は無く、またパンパンパンが再開した
「あっ!あっ!だめっ!あっ!・・・やだ、ベッドいこ?ね?・・・
はぁっ!あっ!んっ!んっ!・・・はぁ、はぁ、もう、ベッドでちゃんとしようよ・・・」
「なんで?」と幸雄
「・・・ちゅうしたい」と、びっくりするくらい甘々な声出す嫁
というか、「キスしたい」と言われたことはあるけど
そんな言われ方したことなくて、俺の興奮は今までで最高になった
幸雄は「え?」って聞き返して
「・・・ね?ちゅうしてしよ」ってやっぱり甘々な声出した

それと同時に、俺はちんこ擦りたくて少し体勢を変えたんだけど
その衣擦れの感触で射精した
殆ど何も刺激せずに射精した
俺は体育座りのままビクンビクンと痙攣してたんだけど
その間音が止んでたのは確認できた
俺が射精している間、二人が甘々なキスをしていると思ったら余計興奮した
射精の余韻に浸ってると、パンパンパンっ!と音がし出していて
やっぱり嫁は喘ぎながら「ベッド行こ?」とお願いしてて
幸雄は「面倒くさいしもうイキそう」みたいな事言ってた
「やだそんなの・・・あっあっ・・・ちゃんとしよ?ね?」
「達也にしてもらえって」
この直後、射精したばっかなのに最大の欝勃起におそわれた
正確には勃起はしてないんだけど
なんかやばい物質が脳みそからぐわぁって出た感じ
というのも「・・・幸雄君のが良い」と嫁がぼそっと返事したから

こういう時自分でもよくわからない行動をしてしまって
とにかくパニックって感じで、「あわわわわ」って本当に口から言葉が出た
それでなんかしらんけど、拝むように顔の前で軽く拍手を何度もしてた
「え?」って幸雄が聞いて
「・・・とか言っちゃったりして・・・」と嫁
でもその声は、どう表現していいのかわからないんだけど
本音だったからこそ、誤魔化してるっていうのがわかった
「マジで?」と幸雄が言いながら、やはりパンパンパンと音がして
「あっあん!・・・嘘に・・・決まってんじゃん・・・あっ!あっ!あんっ!
・・・あっ、そこっ、あんっやだ、おっきぃ・・・ああぁっ!」
その後幸雄がイったみたいで、何も聞こえなくなった
でもシャワーの音も何もない時間が続いた
もしかしたら無言でキスなり掃除フェラなりしてたのかも
というか多分そう
不自然なくらいに何も音が無い時間が長かった
一分くらい?してからシャワーが流れる音と二人がクスクス笑う声が聞こえてきた

俺は奥の方に引っ込んでて
最初に幸雄が脱衣所から出てくると
俺の方をちらっと見ると寝室へ行った
それで服を持ってきて嫁がそれ着て出てきた
嫁はニコニコしながら俺に寄ってきて
そのまま俺の膝の上に座ってきた
キスしてきた時うっすらと精液臭かった気がする
幸雄は俺と目を逸らしたまま
気まずそうにそそくさと帰っていった
先に幸雄との後日談を書いておくと
後日「なんか悪かったな」と謝ってきた
勿論幸雄に対して怒りとかあるわけもなく
俺はむしろ興奮した、と素直に伝えると
「お前すげえな」と笑っていた

話をその時に戻すと
その後いつもみたいにセックス、という流れだったんだが
その直前に射精してたこともあったし
多少なりともショックはあったので中々起たなかった
そんな中、お互い裸でベッドで抱き合ってるだけみたいな時間があって
俺は俺で例の発言を問いただそうと思いつつも実行できず
変な無言の空気が流れてたんだけど
嫁の方から「なんか今日ね、幸雄君のが気持ち良いって言っちゃった」
って自分からあっさり告白してきた
俺はびっくりしてしまった「お、おう、そうか」
と何故か逆に落ち着き払った演技をしてしまった
「ごめんね?」と苦笑いで謝られて男のプライドはずたずた
意を決して「実際のとこどうなんだ?」と聞いた

「え?ん~、あれじゃない?変なことしてるから、それでドキドキしちゃってるだけだよ」
と嫁は少し気まずそうにそう言った
納得できない人もいるかもしれないが
これはこれで嫁の本音だと思う
このプレイをしてから気付いたことがあるが
嫁は俺や幸雄が「どちらのが大きいか?」とか「どちらのが気持ち良いか?」
なんてことを気にすることが、不思議で不思議で仕方ないらしい
どちらが大きかろうが気持ち良かろうが
そんな事を気にすること自体がナンセンス
というような事を直接嫁に言われたこともある
「どっちでもいいじゃん。好きなのは達也君なんだし。
そりゃHしちゃったら、多少は気持ち良いよ。
達也君と幸雄君とか、最初から比べるのがおかしいレベル」とは嫁の談

とはいえそれが男のプライドの一大事というのは理解してはいるらしく
一応俺の気持ちを考慮する言動はしてくれていた
喘ぎ声とかがあくまで演技と言い張るのもそういう事なんだと思う
ただこの時ばかりは、正直に言うべきだと思ったんだろう
もしくは声が聞かれていたのがわかっていたのかもしれない
とにかくそれで、嫁は自分から告白した後ニコニコ笑いながら
「今日はちゃんと二回してね?」と言った
ちゃんと二回した
やたらとキスを求められたのは
幸雄のお膳立てのようで釈然としなかったが
それもまた欝勃起の要因となった
それにやはり「ちゅうして」とは言われなかった
ただ当たり前だけど、幸雄には言わないけど俺には言うという台詞もあって
「好き」とか「愛してる」はそのショックを補うほど言ってきてくれた
勿論俺は生で中田氏

そろそろブレーキが必要なのかと思うこともあるけど
幸雄は幸雄で嫁をタイプでもなんでもないと言うし
嫁は嫁で幸雄を、セックス以外は興味ないと断言してるから
焦燥感というほどのものはまだ無い
明日は金曜日だけど今週のプレイはお休み
嫁から旅行を誘ってきた
「幸雄とH出来ないよ?」って冗談言ったら
「あーはいはいそうだね。あー残念だなー」と棒読みで言っていた
その後俺の肩をぽんぽん叩いてきて
まるでどこかのお偉いさんみたいな口調で
「君が満足させてくれたまえよ。ん?」と言ってきた
とりあえず最近はこんな感じです




前回三連休に旅行行きたいと嫁から誘われましたが
その次週の金曜日の晩のこと「なんか生理来ちゃったかも」
と嫁が言い出したので、既に家に来てた幸雄と普通に三人で晩飯食ったり
ゲームしたりで幸雄は帰っていきました
幸雄の方は、嫁とのセックスに執着してる感じは全然無くて
「あ、そう。お大事に~」って感じで
普通に遊んで、そのまま楽しんでる様子のまま帰って行きました
ただその後、ベッドに入って就寝かと思ったら
嫁の方から手を俺の身体に伸ばしてきて
「生理じゃなかったのか?」と聞くと
「えへへ」と笑うだけで、そのままセックスしました

終わった後に「嘘だったのか?」ともう一回聞くと
「ごめん」ともじもじしながら謝られました
「今日は絶対達也君と、って気分だったの」とのこと
勿論そんな嫁が可愛くて仕方がありませんでした
ハグしてお互いの耳甘噛みしあったりして
ずっといちゃついてた
こういう事がこのプレイを始めて多くなったので
それは単純に嬉しいです
いまいち文章だけでは伝えづらいけど
日常のふとした細かいところで
お互いの笑顔とか、思いやりとかが増えて
すごく夫婦生活が良い感じです
例えば今までは帰っても台所やリビングから
「おかえり」って言うだけだってけど
最近はほぼ確実に玄関先まできて
ニコニコしながら出迎えてくれます

「幸雄とのセックスはなんかスポーツやってるみたいな感じ?」
と聞くと、すごい納得したように
何度も「うんうんそうそう」と頷いてました
それで嘘の生理の次の週
今度は問題無く幸雄と嫁がする事になりました
二人がいつも通り二人で階段上がっていって
俺がいつもの部屋に待機しようとすると
突然上からどたどたと階段降りる音がして
嫁が一人で俺に小走りで寄って抱きついてきて
「あのね。声とか、絶対わざと出してるだけだからね」とか
「後で絶対絶対いっぱいしようね?」とか
赤らめた頬をにこにこさせながら
俺の腕の中で猫みたいに身体うねうねさせながら言ってきて
指きりげんまんもさせられて
それでキスすると、悪戯っ子みたいな表情で
「今から二人でホテル行っちゃおうか?」と上目遣いで言われた

「そりゃ流石に幸雄が可哀想だ」と俺が笑うと
「え~、別にいいじゃんあんなの」と嫁も笑った
そんな会話して嫁はまた階段上がっていって
上からは「どしたん?」と幸雄の声に
「関係無くない?」と嫁の返答
それからずっと無音で10分くらいすると
「・・・ん、ふぅ・・・」
と甘い感じの吐息が聞こえてきて
すぐにそれは「あぁっ・・・あ、あぁっ」と
苦しそうな喘ぎ声に変わっていった
我慢してるんだけど、思わず漏れちゃったって感じの声
ただ挿入中では無いとはっきりわかったのは
床やベッドが軋む音が全く無かったから
でもクチュクチュって音はしてたから
手マンしてたんだと思う

「ああっ、あっ、あっ、あっ・・・はぁっ、ん、あっあっ」
ってひとしきり喘ぐと掠れた声で
「ちょ、ちょっと」って嫁が言って
「何?」と幸雄
「・・・はぁっ、ん・・・キ、キス、して」
って嫁が言った
どうもキス関連と、嫁が自分からねだるのが自分のツボにはまるらしく
誇張じゃなくて痛いくらいに欝勃起した
それで「んんっ、んっ、ふぅっ、んっ」
って感じのくぐくもった喘ぎ声になって
ぷちゅ、ぷちゅ、って感じの音も聞こえてきた
「あ、だめ・・・やだ・・・あっ、あっ、あっ」
「いきそ?」
「あ、うん、あ、やだ・・・やだ、あ、あ、あ」

どんな体勢で手マンしながらキスしたり会話してるのか滅茶苦茶気になった
幸雄が嫁を後ろから抱きかかえて座ってるのか
それとも嫁が寝そべってるのか
やっぱり目の前で見たいと思った
「あっ、あっ、あっ、ね、ねぇ?もう、しようよ・・・
 あっあっあっああぁんっ!・・・し、しよ。ね?」
嫁の声はもうかなり大きかった
我慢出来ない、って感じ
それとは対照的に幸雄は普通のテンションで
「なにを?」ってからかう感じ
「ばっ、ばか!・・・あっ、んっんっ・・・え、えっちぃ・・・」
「したい?」
「し、したい・・・あっ、あぁっ、あっ、あっ」
「ちんこ欲しい?」
「も、もう・・・やだっ・・・うざい・・・あぁ、んっ、はぁ」
そう言いながら数秒後「はぁ、はぁ、はぁ・・・ん・・・・・・・欲しい」と言っちゃう嫁

「ちゃんと誰と何したいか言えって」
幸雄の口調は相変わらず平坦な感じだった
それに引き換え嫁の息はすごく荒くてずっとはぁはぁ言ってる状態
「や、やぁ・・・ほんとうざい・・・」
その後、くちゅくちゅって音が明らかに激しくなって
嫁の喘ぎ声も比例してった
「あぁっ!あっ!だめっ!あっ!あっ!だめっ!
い、いれてっ、あ、だめ、ああぁっ、も、もういれ・・・て、よ」
そこでくちゅくちゅ音が一旦止んで
聞こえてくるのは嫁の荒い気遣いだけ
十秒くらいそんな感じで
「・・・もうっ!」と呆れる感じで笑う嫁の声がして
続けて嫁は
「セックスしたい。幸雄君と」って拗ねるような感じで
でもはっきりとした口調で言った

「う~い」ってわざと低くした感じで幸雄が返事して
「一回いっとこっか?」と続けて言った
「え?あ、え?やだ・・・あっ、だ、、め・・・あぁ、あっ、あっ、あああ」
またクチュクチュ激しく音が鳴った
「あっ、あっ、ああっ、だめ、あ、」
「ほらいっとけって」
「や、やだぁ・・・・・・が良い」
「は?」
また音が止まる
「・・・んっ、やん・・・・・・おちんちんが、良い」
「もっかい」
「おちんちん、で、いきたい」
「ちゃんと言えって」
嫁はやはり拗ねるような口調で
「幸雄君の、おちんちん欲しい・・・・・・馬鹿」
と言った

幸雄は「だーめ」と言って、また激しくクチュクチュと音が鳴り出した
「あ、え?なんで?なんで?・・・あっ、あっ、ああっ
い、いじわる!もうっ!・・・あ、だめだめ・・・っくぅっ!!!」
嫁が一際大きな声を出すとまた無音になった
その直後嫁の「ひぃっ、ひぃっ、ひぃっ」ってまるで妊婦みたい呼吸
暫くすると「・・・ほ、ほんと、むかつくよね」
と楽しそうに嫁
二人がクスクス笑う声がして
ちゅっ、ちゅっ、って音が長く続いた
「原田ってキス好きだよな」
「え~、わかんない」
そんな会話があって、また一分くらいちゅっちゅ
それから切なそうっていうか、甘える感じの口調で
「・・・ねぇ・・・口でしたい」と嫁
「いいよ」
ごそごそとした音と同時に「えへへ、かちかち~」って声

やらしくチュパチュパと音が聞こえてきた
最初から全開って感じ
「ん、やぁ・・・ほんと・・・硬い」
「硬いの好き?」
「しらない・・・でも」
「でも?」
「舐めたくなる、かも・・・とか言っちゃたりして」
「ふ~ん。あ、それいい・・・なぁ、口だけでして」
「ん・・・口だけ派?」
「だけ派。達也は?」
「うっさい!」って声とパシっと叩く音が同時に聞こえる
それから幸雄が笑って、フェラの音が続いた
嫁が幸雄のをしゃぶる音の合間合間にこんな会話
「幸雄君ってさ、絶対ヤリチンだよね」
普段はサバサバしつつも下ネタは基本的にNGの嫁が
ヤリチンなんて言葉を使ったのが興奮した

「なんで?」
「別にぃ」
「な?しよっか?」
「ん~・・・まだ」
「まだ?」
「もうちょっと、してたい・・・」
「やっぱ好きなんじゃん」
「だって、すごいカチカチなんだもん」
「硬いと舐めたい?」
「わかんない・・・でも、うわ、ってなる」
「なんだよ『うわ』って」
「なんだろ・・・すごい!って感じ?あとね」
「うん」
「気持ち良いから、ありがと、いつも、って感じ」
「ふーん」
「じゃあ、ゴム外し・・」
「それは駄目」

チュパチュパとやらしい音させながら
こんな会話を聞かせられて、凹みつつもぎんぎんに勃起してた
マジで凹むんだけど、勃起具合はすごい
この快感はしばらくは抜け出せそうにない
「な?入れよ」
「・・・うん」
「後ろむいて」
「えー、やだ」
「いいだろ」
「や~だ」
「なんで?」
「・・・キス、しながらしたいし」
「はいはい」
ぎっぎっ、とベッドが軽く軋む音
「だってだって・・・幸雄君、上手なんだもん」
と幸雄を咎めるような、というか誰かに言い訳してる感じの嫁の口調

「はいはい」
「はいは一回・・・あっ」
素の口調から、一気に甘い声が出た
ぎっぎっぎ、っとゆったり床が揺れる音
「あっ、あっ、あっ・・・あーもう・・・気持ち良い・・・むかつく・・・あっ!あっ!あんっ!」
「いい?」
「や、っだ、もう・・・うざい・・・あっ!あっ!あっ!あっ!」
ギシギシ激しく揺れだした
「あっ!あっ!あっ!・・・す、すごっ、きも、ちいいっ!あんっ!あんっ!あぁんっ!」
俺もちんこ扱く
だけど射精はしない
この後嫁を抱きまくりたいって願望もあるし
二人のセックスでのオナニーで射精すると
虚脱感っていうか後悔みたいなのが絶望的な感じだから
賢者タイムになって性欲なくなったら
嫁が友達としてるのなんて自殺レベルで凹むだけ

「あんっ!あんっ!あんっ!・・・はぁ、はぁ・・・ね、ねぇ?」
「ん?」
「ちゅう」
「ん」
ギシギシと音が鳴りながら
「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ」とぺちゃぺちゃした音と
くぐくもった声が同時に聞こえてきた
「あ、やべ・・・いきそ」
挿入してまだ一分くらいだった
今までと比べると全然早い
「んっ、んっ、はぁっ、ん・・・ほ、ほんと?」
「なんか、今日、早いかも」
「えへへ・・・いいよ、出して」と嫁が言うと
「うわ、捕まった」と笑う幸雄
下から蟹バサミしたんだろうか、直接見たくて仕方なかった
外に出てベランダ上るか、一瞬真剣に考えた

「逃がしません」
「えっろー」と二人でクスクス笑ってその直後
明らかにキスしてる感じでちゅっ、ちゅっ、ちゅって音
またギシギシ
「あっ、あんっ・・・あっ!あっ!・・・ね、ねぇ?気持ち良い?」
「やばいかも」
「ほ、ほんと?・・・あっ、ああぁっ・・・やだ、なんか、嬉しい」
「ん?」
「あっ!あっ!んっ!・・・あ、あとで・・・またフェラ、していい?」
「いいけど。したい?」
「・・・したい」
ここでギシギシが激しくなった
「あぁっ!あっ!んっ!あぁんっ!・・・はっ、はっ、はっ、
・・・いつも、気持ち良く、してくれるから、あっ、あぁんっ・・・
フェラ、したく・・・なる・・・あんっ!あんっ!」

ここで抜きたくて仕方なかったけど
そうしてしまったら尋常じゃないほど凹むのはわかってたので我慢
さっきまで俺に甘えてた嫁が、他の男にここまで尽くしたがるのが
もう身悶えするほどに愛おしかった
なんでだよ!?なんでだよ!?って頭の中でむかつきながらも
今すぐ階段昇って、抱きしめて連れ去りたくなる
「ああ、いくっ」
「う、うんっ!いって!いって!」
ぴたっと音が止まる
ちょっと遅れて
「はぁ・・・」と気持ち良さそうな幸雄の声
遠慮がちに「・・・ねぇ・・・ちゅう・・・」と嫁
やはり、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、とキスの音
正常位で下からがっちりホールドされ
何度もキスを繰り返しながら
ゴムつきとはいえ嫁の中で射精している幸雄に劣等感を憶える

どっちの声ともわからない「はぁ・・」って声が聞こえて
ぎっ、ぎっ、っとベッドが微かに揺れる
「おっそうじ、おっそうじ」と語尾に音符マークがつきそうな嫁の声
「はい。こっち座って」と楽しそうな嫁の声が続いて聞こえた
その後聞こえてくる、丁寧に、でもやらしくやってるのが
簡単に想像出来るようなフェラの音
「このまままたおっきくしていい?」
「いいよ」
やがてじゅっ、じゅっ、じゅっ、と下品なくらい激しいフェラ音が聞こえてきて
「ちょっとパイズリしてみてよ」と幸雄
「えー・・・達也君にしたことない・・・」
「別にいいじゃん」
「んー・・・それはだめ、かな」
「じゃあ、ちょっと、挟むだけ」
「えー?もう・・・・・・んっ」

「うわっ、すげえ。ちんこ隠れた」と笑う幸雄
俺してもらった事ないのに
「はいおしまい」
「もうちょい」
「だ~め」
またじゅっ、じゅっ、じゅっ、っとフェラの音
「ああ、もっかいしたくなってきた・・・する?」
ちょっと大袈裟な感じで「ぷはぁっ」って音がして
「幸雄君は?・・・したい?」
「したい」と即答
ふふふ、と嫁が笑って「原田は?」と幸雄が尋ねる
「したい・・・かな?」
「まだ時間大丈夫だよな?」
「一回目早かったもんねー」
「うるせ・・・じゃ、バックで」

「ん」
ごそごそとした音
「よっ、と」って幸雄の声と
「あんっ」って嫁の声が同時に聞こえる
もう初めから激しかった
バック特有のパンパンパンパンって乾いた音
すぐに嫁は
「あっだめもういくっ!いくっ!あっ、だめ!あっあっあぁっ!」
と大きな声で喘いでいた
もう下の階だから聞こえるとかいうレベルじゃなくて
家の外まで漏れてるんじゃないかって心配なくらい
「あっいくっ!あっいくっ!・・・あっあっあっあっ!
いくいくいくっ!・・・いっ、ちゃうっ!・・・ああああああっ!」
それで「はっ、はっ、はっ、」って犬みたいな嫁の息遣いが聞こえてきて
その間はパンパンって音は止んでた

嫁はその間、掠れた、でも甘い声で
「・・・口で、イって、欲しい」と言った
「なんで?」と小声の幸雄
「わかんない・・・・・・気持ちよく、してあげたい」
「飲んでくれる?」
数秒間が空いて
「・・・・・・良いよ」と呟くように嫁
ちなみに俺のは飲んでくれたことは有ることは有る
でも数えるくらい
「飲みたい?」相変わらず優しい口調の幸雄
「・・・わかんない」
こっからパン、パン、とピストンの音がゆっくり再開した
「あっ・・・んっ・・・はっ、あっ、そこ・・・すごい」
「飲みたい?」
「あっ、ん・・・わかんない・・・ってばぁ・・・あっ、はぁっ・・・ん」

それからピストンの音がすごい激しくなって
パシンッ!パシンッ!パシンッ!って感じになった
一回一回のストロークが長い感じ
「あぁんっ!はぁっ!あっんっ!ああっ!・・・やだっ、すごっ!ああぁっ!」
「なぁ、飲みたい?」
「やっ、だぁ・・・」
「な?」
「の、飲みたぁい・・・」
ここで流石に愕然とする俺
「ちゃんと言えって」
ここでパンパンパンっ!っと回転数が上がったピストンになって
「あっ!あっ!あっ!おくっ!あっ!すごっ・・・・
・・・幸雄君の、飲み、たい・・・・・・あんっ!あんっ!あぁんっ」
軽いパニック状態になった俺は部屋を出て
何故か家も出てしまった

しばらく玄関先で頭抱えて座ってた
でもやっぱり気になって、勃起も収まらなかったから
自分でも馬鹿かと思うけどベランダをよじ登った
完全にベランダに登れなかったけど、塀の上に乗ってぐいっと首伸ばして中の様子伺うと
カーテンの隙間から仁王立ちしてる幸雄の腰の前に
嫁が顔を密着させてるのが見えた
基本幸雄の背中が見えて、嫁の顔が斜めに見えるくらい
嫁の両手は幸雄のケツにあてがわれてて
すごい勢いで首が前後に動いてた
それで数分後、幸雄の手が嫁の頭に置かれると
その首がぴたっと止まって、両手がゆっくりと
幸雄の背中と腰をさするように動いた
数秒後に嫁の顔が離れると、笑顔で幸雄を見上げて
見せ付けるみたいに舌をべぇって出してた
それでまた幸雄の腰に顔を密着させてた

その後リビングでうろうろしてると
嫁がばたばた降りてきて
俺の胸の中に飛び込んできた
たまらずキスしようとすると
「ごめん、口に出された・・・」と申し訳なさそうな嫁
「飲んだのか?」
流石に苛ついてた俺は責めるような口調
嫁は無言で俺を見上げながら、首を横に振った
俺はそれを信じて強引にキスをした
めっちゃ精子臭かった
幸雄は速攻で帰して犯すように嫁を抱いた
今までで間違いなく一番盛り上がった
バックでガンガン突きながらもう一回飲んだかどうか尋ねたら
ひぃひぃ喘ぎながら、「ごめんなさい」と謝った

一回戦が終わってちょっと落ち着いた後
嫁は真剣に謝ってきた
「本当にごめんなさい」と頭下げて
「空気に流されちゃって、調子に乗っちゃったんだと思う」
と、真面目な顔で謝られた
一回出して落ち着いてた俺は少なくとも怒ってるわけじゃなくて
「味はどうだった?」と聞くと
嫁はまだ怒られてると勘違いしてたみたいで
神妙な顔で「苦かった・・・です」と言ってた
俺は「怒ってないよ」と頭をぽんぽんすると
ちょっと笑みを浮かべながらも
やっぱり少し神妙な顔で
「うん・・・でもやっぱり、ちょっと調子乗りすぎた、と思う。ごめん」
と再度謝った

それでその晩は、パイズリも嫁からしてきた
「さっきね、幸雄君にね、胸で挟めって言われた・・・本当うざいよね」
と子供の悪戯に苦笑いする感じで笑いながら
「達也君も、そういうの興味あるの?」
って聞かれて、その時は一回戦終わって若干賢者タイムだったので
「別に」って冷たく言ってしまった
嫉妬もあったんだと思う
嫁は「あはは。だよね・・・」と笑いながらもしょぼんとしてた
でもその後二回戦になって、フェラされてる時
やっぱり嫁最高!なモードになってた俺がパイズリお願いすると
ぱぁって笑顔を咲かせてパイズリしてくれた
人生初パイズリだけど結構気持ちよかった
気持ち良いっていうか征服感が満たされた

「幸雄君のはちょっと挟んだだけだよ?」
パイズリしながら上目遣いでそう言ってきた嫁は
なんだか小ずるい感じがして
微妙にむかついたんだけど、でもやっぱり大好きで
それが余計に愛くるしく見えてもっかい押し倒した
惚れた弱味だと思う
その後も嫁はしきりに「ちょっとしただけだよ?動かしてないよ?」と強調を繰り返してた
あとあまりに手馴れてる感じだったので
(挟みながら亀頭をちろちろ舐めたりとか)
「誰に教えてもらった?」とちょっとキツメの口調で問いただしたら
「・・・元彼」と素直に言われてそこでまた欝勃起
「誰?」「○○先輩って人。大学の時の」
うわ知り合いじゃん・・・てか付き合ってたのかよ・・・
と何気にその日一番の欝ポイントでした
まだ半分くらいですが今日はここまでで




翌日に流石に危機感を覚えた俺はもうやめとうこうかな
でもあんな興奮捨てられないよな
と葛藤してたところ
嫁のほうから暫くこのプレイは止めたいと申し出てきた
理由を聞くと
「友達がエステの仕事やって、割引してくれるらしいから通おうと思う」
それでなんで一時中止なのか聞いたら
「折角綺麗にしてもらうんだから、独り占めしてほしい」
と照れ笑い浮かべながら言われて
あの晩むかついたのはどこ吹く風で
やっぱり惚れたほうの負けだなと思いました
というわけでプレイはしばらく休みになることになった
正直自分からはブレーキが掛けれないほどにハマッてたので助かった

エステは最初の数回の予定だったんだけど
その数回が終わった後
「もう少し通いたい」と嫁
理由は「なんとなく」とのこと
その間は、俺以外の男は絶対NGと嫁が一方的に決定した
実際綺麗になった気がするので
「折角だから幸雄にも・・・」と言ったら
言い終わる前に「絶対嫌!」とぴしゃり
幸雄はそんな嫁に「綺麗になったじゃん。やらせて」と鼻息荒くしていて
普通に家に遊びにきて、そう主張する幸雄に嫁は断固として
「うざい」と冷たい眼差しを向けてた
幸雄が冗談っぽく嫁に手を伸ばすと
嫁は眉間に皺を寄せて「しっ、しっ」と追い払ってます
「いやでもマジで綺麗になったよ・・・元々良い身体してるけどな」
と幸雄はわざといやらしい口調と表情で言って
嫁に「きも・・・」と言われてる間、自分はこっそりそんな二人のやりとりを興奮してたりとか

エステに通うからプレイは中止というのは
遠まわしにもう嫌がってるという主張なのかと思って
酒が弱い嫁がたまたま晩酌付き合ってくれた時があったので
ここぞとばかりに泥酔させるまで飲ませて尋ねたんだけど
「今は単純に、達也君とラブラブしたいって感じなの」
と、座った目で言われました
幸雄とのセックスについては
「むかつく!むかつく!あいつ嫌~い!」
と口汚く、でも楽しそうに罵ってました
最近嫁は幸雄に辛辣
基本的に嫁は冗談でも汚い言葉を使わない
少なくとも俺の前では
ただ幸雄に対するそれは悪意の欠片もなくて
気の置けない悪友って感じでそれもまた嫉妬する
「でも気持ち良いんだろ?」と俺がにやにやしながら聞くと
「そんなわけな~い」と俺の胸にダイブしてきました

それから「でも~、たまにだけど~、ちょっと良い感じの時があって~・・・」と
俺の胸の中でごにょごにょしてて、耳を澄ますと
「・・・なんか、それは、悔しかったり」と呂律回ってない口調で言ってて
ばっ、て顔を上げると「でも~、あたし~、達也君が一番だし~」
と酔っ払いっぽく顔をにへらと崩して笑ってました
折角なのでこのプレイに関して深く質問すると
・最初は好奇心と嫌悪感が半々だった
(浮気というか、刺激に興味がありつつも、浮気は絶対したくない、みたいなことを何度も言ってた)
・幸雄とは相性が良くて気持ち良い。でもした後は、やはり俺が一番だと再認識できる
・俺がヤキモチを焼いてくれるから、それが嬉しい
と言ってくれた
猫みたいに俺の膝に乗って、ごろごろしながら
すごい恥ずかしいイチャつき方してた
それでテンションが昂ぶった俺は
「今から幸雄呼んで三人で飲もっか?」と誘った
その時10時くらいだったかな

俺も結構酔ってた
超がつくくらいラブラブだったので
日頃幸雄に嫁の喘ぎ声を聞かされてると
逆襲っていうか、見せびらかしたいっていうのがあったし
そのまま嫁を抱いてほしい、みたいな矛盾した思いもあった気がする
ただその時は、本当ただ酔った勢いで誘っただけなんだと思う
嫁は当然反対してたけど
「見せびらかしたい」って言うと
渋々といった感じでOK
幸雄は金曜日の夜だっていうのに、普通に来た
それで三人で飲みだした
嫁は最初から、俺の脚の間に座った
俺を椅子にするような感じ
「おお、ラブラブじゃん」と幸雄
「あったり前じゃん」と嫁が言うと
振り向いてニコ~って笑うと、キスしてきた

酔ってても友人の前でキスとか恥ずかしかったけど
やっぱりたまには、「この女は俺のだ!」って主張したくて
その後も結構何度もそんな感じでキスした
酔ってきた幸雄は「俺も俺も~」っと嫁に近づいてきたが
「ぎゃー!きもい」と嫁に蹴っ飛ばされてた
割と本気で
それでその後、こんな会話
「な~原田~。やらせてよ~」とすっかり出来上がった幸雄
「やだよきもい」
「そのきもい男のちんこでいきまくってる癖に」
「きもいっ!きもいっ!」とガスガス蹴る嫁
でも楽しそう
嫁はくるっと振り返って、眉を八の字にして
「全然そんなことないからね?たっ君だけだからね?
たっ君がしろっていうからしてるだけんだからね?」
と言って来て、頭撫でながらまたキス

「でも俺超ラッキーだよな~。ソープだったら何万かかるか」
と何気に失礼なことを言う幸雄
首謀者の俺が言うのもなんだけど、少しかちんときた
でも嫁は全然気にしてる風でもなく
「そうだよ。あんた達也君にもっと感謝しなさいよ」
と納得するように頷いてた
「ていうかソープってどういう事するの?」って聞かれたけど
それは適当にはぐらかしといた
あとこの辺から、嫁は幸雄を「あんた」呼ばわりし出した
「してるしてる。達也の友達で良かった~」と幸雄
「本当にしてんの?あんた会社で達也君が困ってたら身体張って助けなさいよね」
「するする」
「クビになってもいいから」
「ひどっ」と幸雄が笑うと、嫁の楽しそうな口調が一変した

「は?何笑ってんの?マジであんた、達也君に何かあったら許さないからね」
と悪酔いしたのか本気ですごむ口調
ちょっと怖くてビックリした
俺と幸雄は目を合わせて苦笑いした
その後、俺がトイレに立つと
遠くから「ちょ、もう、やだ~」「いいじゃんいいじゃん」
っとキャッキャっ騒ぐ声
これはもしかして、いけるかな?と思った
でも俺がトイレから出ると嫁が駆け寄ってきて
洗面所で手を洗う俺を後ろから抱きしめてきて
耳元で「ね?早く帰ってもらお?」と甘く囁いてきた
「したいの?」って聞くと
熱っぽい表情で「うん」って頷いて
「・・・したぁい」と
瞳うるうるさせながら見上げてきた
その場で暫く激しいキス

結局その後も、十分くらい飲み会は続いた
嫁はちらちらと俺に目配せをして
「いつ帰すの?いつ帰すの?」と苛ただしげに合図
俺は別にその時は、嫁を幸雄に抱かしたいとは思ってなかった
普通に嫁を自分で抱きたかったから
単純にお開きにするタイミングを計ってただけ
すると幸雄が、「あ~なんかやばい。眠い」
って言い出して
「ちょっと休ませて」って言ってきたから
そのままリビングのソファに寝かせた
すぐにイビキかき出して、疑いようのないマジ寝だった
結構酒も進んでたし、仕方ないと思った
嫁はその寝顔を見ながら
「・・・ったく」と溜息をついてた
「まぁいいじゃん」と言いながら、嫁の手を取る俺

嫁は急に表情をやわらげ
「・・・たっくぅん」と背中が痒くなるほどの可愛い声を出した
幸雄を放置して寝室に
部屋に入るなり、立ったまま、乱暴に服を脱がしあった
それでどちらからともなくベッドに倒れこみ
まさに貪りあう、って感じで愛し合った
お互いの肉に食らいつくみたいに激しかった
終わった後、蕩けきった顔で嫁に
「やっぱり、達也君が一番・・・」と言われた
それで一回キスすると
「一番っていうか、別って感じ」と続けて嫁
「なんか、気持ち良いっていうか、幸せ~って感じ」

最近特に多くなったのが、対面座位で腰を動かさずに
キスしたり普通に会話したりして、ずっとお互いの体温とか感じるだけ
みたいなセックスが多くなった
喘ぎ声も幸雄とする時みたいに出さなくなって
最初はそれを嫉妬していたんだけど
どうも様子が違うことに気付いた
幸雄の時は、押し出されるような声なんだけど
俺の時はリラックスしきった感じの吐息が
時々ついつい漏れてしまうって感じ
それでイク時は苦しそうに「んっ」って踏ん張って
ぎゅって俺を締め付ける
幸雄との時は、とにかく「イク」とか「気持ち良い」を連呼する
どっちが上とかじゃなくて
別のことをやってると思ってる
最近は嫁とすると、本当に溶け合う感覚を感じる
嫁も同じようなことを俺に言ってきた

それでそのまま30分後くらいに二回戦になったんだけど
やっぱり対面座位になってゆっくりとお互い動いたり
動かなかったりのまったりとしたセックスの中
「そういえば幸雄まだ寝てんのかな?」
「え~?知らな~い」と二人でクスクス笑ってた
幸雄の存在を肴にいちゃいちゃしてた感じ
そしたら急にドアが開いた
俺はめちゃくちゃビックリした
もっと足音とか聞こえるもんだと思ってたから
普段はともかくセックス中は無理っぽかった
当然それは幸雄で
「うわっ」って言って一旦ドア閉めたんだけど
また、こそ~っとドアを開けて覗き見るように顔を半分出してきた

びっくりしたのは、嫁が全然動じてなかった事
まだ結構酔いが残ってたっぽかったんだけど
「なにあれ?・・・うざ」と笑ってた
昔から意外とそういうとこは肝が据わってるとこがある
ゴキが出た時とかも全然騒がない
逆に俺はなんかすごく恥ずかしくて
必死で手でしっ、しっ、ってジェスチャーしたんだけど
幸雄もまだ酔ってるのか、酔ってる振りなのかわからないけど
「うへへ~」っておどけながらそのまま寝室入ってきた
「ちょ、マジで出てけって」って俺がわりと真剣に言ったんだけど
「ちょっと、ちょっとだけ」とおどけるだけ
さらにビックリしたのは嫁が
「も~いいよ。無視しよ」と俺にだけ聞こえるように
耳元で呟いてそのままキスしてきた
それで「みせつけちゃお」と再び囁いた

女っていざとなったら強いというか
勢いに任せちゃうんだなって思った
その後もしばらくその体位のまま
セックスっていうか繋がりながらイチャイチャしてたんだけど
ベッドの近くで床に座ってにやにや鑑賞してた幸雄が
「ちょっとバックでやってみよ」とか言い出して
なんでお前の言う事聞かなきゃ・・・って思ったら
「・・・バック、したぁい」と嫁
とろんとした顔と声で言われたので逆らえない俺
渋々一旦引き抜いて、バックの体勢にさせる
「あれ?生なの?」とびっくりした様子の幸雄
「だって、夫婦だもん」と四つんばいで幸雄に答える嫁
「いいなー」と羨ましそうな幸雄に
「えへへ」と笑う嫁

ちょっと優越感を感じた俺は興奮して
さっきまでのまったりした感じとは違ってガンガン突いた
でも嫁は明らかに声を我慢してる様子
すごく苦しそうに「んっ、んっ、んっ、んっ」って感じ
幸雄が「うわ、すげえ揺れてる」って笑うと
嫁は一回片手で胸を隠そうとして、難しかったのか
そのまま上半身をベッドに伏せた
その様子を楽しみながら突いてたんだけど
いきなり幸雄がズボンとパンツ脱ぎだしてベッドの上に膝立ちした
幸雄のちんこは確かに俺よりでかかった
以前見た時とは明らかに印象が違った
長さはそうでもないけど、なんか太い
特に根元がかなり太かったと思う
他人の勃起したちんこは初めて見たけど
なんか威圧感が半端無かった
九州男児!っていうかさつまいもみたいなちんこだった

幸雄が腰を嫁の顔に突き出すと
「あっ、ん・・・やだぁ・・・きもい」と笑う嫁
でもしばらくしたら、伏せてた上半身起こして
そんで誰も何も言ってないのに
自分からぺロって舐めて、それで咥えだした
めちゃくちゃ興奮した
俺のちんこは明らかにそれまでよりガチガチになったと思うし
嫁の中も、心なしかきゅっきゅって締め付けてきた気がする
心の中で(やめろよ!やめろよ!)って連呼しながら
嫉妬と興奮にまみれて必死に腰を振った
取り戻したい、独占したい、って必死に思った
俺の女だろ?って強く思った
でも俺が必死にピストンすればするほど
気持ちよくなればなるほど
嫁のフェラも熱が入っていった
普通にじゅぷじゅぷと音鳴らしてた

「タマも舐めて」って幸雄が言うと
首をぐいって横に倒して
下からすくい上げるみたいに舌でタマを転がし始めた
俺はもう限界だった
両手で腰をがっちり掴んで
(くそっ!くそっ!くそっ!)って思いながら嫁の中で出した
俺が射精してる間、俺のことをきゅっきゅって締め付けながら
幸雄のタマをはむっ、はむっ、ってねっとりと咥えてた
この女マジで最高だな、って思った
嫁と出会えて、それで結婚できて
本当に運が良かったって、神様に感謝した
嫁にタマを咥えられながら、幸雄は余裕のある笑顔で
俺と丁度目線が合ってたんだけど
「あれ?中出し?」と聞かれて
「ピル、飲んでるし」とつい正直に答えてしまった
射精は続いてたんだけど、嫁はまだタマを咥えていた

「俺も中出ししたいな~」と嫁の頭に手を置く幸雄
「やだよきもい」と言いながら
舌を出してタマを転がし続ける嫁
賢者モードになりつつあって、その光景が辛くなったので
嫁の頭を撫でるようにぐいっと促して
タマを舐めるのをやめさせた
俺が引き抜くと、嫁はそのまま「あ~」って言ってベッドに突っ伏した
うつ伏せで寝ながら「もうだめ~。なんか気持ち悪い~」と続けて言った
嫁はやっぱりまだ酔ってるみたいだった
微妙に呂律が回っていない
うつ伏せで倒れる嫁を挟んでベッドに膝立ちしてた俺と幸雄
目が合うと、幸雄は無言で
「部屋から出てって」と親指を立てて振ってジェスチャーした
俺は「水、持ってくるか?」と嫁に聞いた
「うん~」と弱弱しい声
それで、寝室を出て、一応本当に水をコップに入れてきた

寝室の前に来ると当然のように、
「あんっ!あんっ!あんっ!」って喘ぎ声が聞こえてきた
ぱんぱんぱんって如何にもバックでやってますって音も聞こえてきた
「なぁ、ピル飲んでるなら俺もいいだろ?俺も中出ししたい」
「あっあっ・・やだ・・それだけは駄目・・あっあん」
一瞬耳を疑った。え?もしかして俺のいない間に生で入れたのか?
「あっあっあっあんっ!・・・だめぇ、たっ君くるぅ・・・あんっ、あっ、あんっ」
幸雄の返事は聞こえてこなくて
ずっとぱんぱんって音が一定のリズムで鳴ってた
「だめぇ、だめぇ・早く・・もっと・・・気持ち良い・・・ああ、もう・・・おっきぃ・・・」
一分くらい部屋の前でうろうろしてたんだけど
意を決してドアを開けた
何も知らない振りで「美咲~。水だぞ~。」って感じで入ってった
当たり前だけど、裸の嫁が四つんばいで
やっぱり裸の幸雄に、後ろからやられてた
俺から見て丁度真横からのアングルだった
やっと見れたその光景は、もう衝撃だったの一言
誇張無しで、ガツーンッ!!!って頭が鳴った
ていうか真横から見る、四つんばいになってる嫁の乳のボリューム感はやばかった

俺が入った瞬間二人ともこっちを見てピストンが止まった
幸雄は半笑いだったけど嫁は引きつってた
嫁は素早い動きで左手で枕寄せてそれに顔を押し付けて
右腕を腰に伸ばして、右手で結合部を隠そうとしてた
俺が部屋に入ってここまでで多分2~3秒だと思う
それで次の瞬間幸雄がちょっと腰を引くと
にっちゃぁ・・・ってすごいエロい音がした
多分俺の精液もあったんだと思うけど
めちゃくちゃエロい音だった
あと、一瞬まさかと思ったが、どうやらゴムはちゃんとしていた。
それで嫁が「だめっ!たっ君出てって!」
ってすごいはっきりした口調で大声出した
子供を叱り付けるみたいな口調
さっきまでの酔いが残ってる感じは一切無かった
まるで子供にセックス見られた親みたいな感じ

あまりにそれが有無を言わさない鬼気迫った感じの声だったので
俺は「お、おお。水、置いとくな」と水を置いて部屋を出てしまった
反射的に言う事聞いてしまった感じ
今思うとどっちが間男だよって感じだし、念願の光景だったんだが
あまりに衝撃的すぎてその場に居られなかった
ドア閉めると、中からゆっくりにちゃにちゃ聞こえてきた
「はぁ、ああ、だめ、たっ君は?たっ君いない?」
「大丈夫だって」
「絶対?絶対絶対?」
「階段下りてったって」と適当なことを言う幸雄
「だからさ、内緒でゴム外そうぜ?俺にも中で出させてよ?」
「あっ!んっ!・・でもぉ・・バカァ・・きもい・・駄目・・あっ!あっ!」
「よっし、んじゃ・・」
そう言うとぱしっぱしっぱしっって音の勢いが早まった。
「・・ああぁっ・・・ごめん・・・ごめん、たっ君・・・」
と中から聞こえてくる独り言みたいな嫁の謝罪
え?まさか幸雄にゴムを外されたのか?
ぱしっぱしっぱしっ、って軽めのピストンの音と
「なんで謝んだよ?」って笑いながら聞く幸雄
「あっ、あっ、あっ、あっ・・・だ、だって・・・
たっ君だけのために・・・エステ行ったから」
一瞬その謝罪が生挿入に対してだと思ってしまったが、それを聞いてどうやら幸雄はゴムを着けたままだと察した。
幸雄の「よし」は、ゴム無しは無理だとわかった諦めの意味での「よし」だった。
その後無言で、ピストンの音が激しくなってった
「あっ!あっ!あっ!んっ!あっ!だめっ!あっ!だめっ!」
「やっぱダメだ・・このまま俺もいきそ」
「あんっ!あんっ!・・・・・・だめ、まだぁ」
「え?」
「もう、ちょっと・・・」
「はいはい」
「あーもう・・・やだぁ・・・あっあっあっ、はぁ、あぁん」
「気持ち良い?」
「いい・・・」
「達也より?」
「あっ!あっ!・・・ば、かぁ・・・んっ、んっ、あっ!あんっ!」
「な?」
「わかんない、よ・・・でも・・・あっ、あっ、おちんちんは、いい、かも」
「マジで?」

「う、っさい・・・・・・あんっ!あんっ!すごっ!ああんっ!
・・・あーもうむかつく・・・気持ち良い・・・
だって・・・おっきぃし・・・はぁ、ああぁ・・・」
「おっきいと気持ち良い?」
「気持ち、良いぃ・・・あぁっ、あんっ!あんっ!」
「おれも、原田めちゃ気持ち良い・・・やばいもう我慢できん」
「いいよ・・・一緒に、ね?・・・あっ、あっ、あっ」
すごい可愛い口調でそう言った
「ああ、原田!原田。もっと言って。気持ち良い?」
肉がぶつかる音が激しくなった
「ああっ!すごいっ!もう・・・すっっごい、おちんちん気持ち良い!
あんたの気持ち良いのっ!・・・あっ!あっ!あっ!
・・・あああっ、いって!いって!・・・ああ駄目いくっ!!!」

俺はタイミングを合わせて、ドアに射精した
射精すると情けない気持ちだけで一杯になるからあまりイキたくない

下に戻ってティッシュとって、精子かかったドアノブ拭いてると
中からフェラの音がしてきた
幸雄はお掃除フェラしてもらってるのに
ドア拭いてる自分に泣きそうになった
「あ~、もういいわ」
「え~・・・だ~め。ま~だ」
と恋人かよ、思うほどの甘い会話とペチャペチャ舐める音
正直劣等感全開で怒る気にもなれない
後になって思うと腸煮えくり返るんだけど
その時はなんかもう、無条件降伏って感じ
ちゅぱちゅぱと音がしてるのを背中に受けながら
階段下りてリビングで待ってた
五分後くらいに幸雄が降りてきて
「おいっす。じゃ、帰るわ」と軽い感じで帰っていった
その背中を一発殴っといた

寝室行くと、美幸は布団にくるまって寝ていた
俺がベッドに腰掛けて、シーツの上から頭を撫でると
「変態。のぞき魔」と呟いた
「ごめん」何故か謝る俺
「あたし、達也君のなのに・・・」
演技かかった寂しそうな口調だった
「うん」
「・・・もっかい、してくれる?」
「ていうか、犯したくて仕方ないんですけど」と俺が言うと
被ったシーツから手がにょきって出てきて
俺を掴んで中に引きずり込んだ
その後は、かなり甘々なセックス
愛し合うというか、想い合うセックスっていうのは
こういう事をいうんだなっていうセックスだった
とはいえ3回射精してたので、流石にふにゃふにゃっていうか
あんまりちゃんと起たなかったけど

ピストンが目的のセックスじゃなくて
相手と交わることが目的みたいな
それでやっぱり、溶ける感覚を味わえた
嫁も一緒みたいで
「やっぱり、あの人とは全然違う」
と蕩けきった声でそう言われた
「溶ける感じしない?」と聞くと
「やばい。どろどろになる。超幸せ~」と笑っていた
「でも、幸雄とのが声出てる気がする」って俺が言うと
「え~、そんな事無いよ~・・・ていうか、
気持ち良いから声出るってわけでもないと思うんだけど。
達也君とは、気持ちよすぎて声出ない、みたいな?」
「ふーん」
「ヤキモチしてる?可愛いんですけど」
とにやにや笑って、「よしよし」と頭を撫でてきた

「達也君が、一番だから。あたし、達也君のだから。ね?」
と言われ、「ちんこも?」とついつい聞いてしまった
「おちん、ちんは・・・」と照れ笑いでごにょごにょ言葉を濁らした
俺にはやはり、シモネタやそういう単語を言わない
「あの馬鹿のが、ちょっと大きいかも・・・だけど、でもそんなの関係無いし・・・」
といって胸に抱きついてきた
「愛してるよ」と心の底から言ったら
「うぇへへ」と変な笑い声が聞こえてきた
「何それ?気持ちわるっ」って俺も笑った
「だって、急になんだもん」
その後、ベッドの上で手を繋ぎながらずっといちゃいちゃしてたら
いつの間にか日が昇ってて、それで笑いあって
手を繋ぎあったまま寝た
この後は、「エステもうちょっと行きたいから、やっぱりその間は達也君だけ」
とやはりNG食らったので、またOKしてくれたら報告来ます
一応予定としては年内は無しという事です

後日、また3人で飯食ってる時に、俺が10分くらい抜けたときがあって
その時幸雄が「なんであの時達也は見たら駄目なん?」と聞いたらしく
「他の男としてるところなんて、好きな人に見られたくないに決まってるでしょ」
と嫁は答えてたらしい
「俺は良いの?」と幸雄がさらに聞いたら
「嫌は嫌に決まってるじゃん。恥ずかしいし。
でも・・・あんたはカボチャみたいなもんだから」
と笑ってたらしい
意味はよくわからないけど
よく観客は野菜だと思えば良い
みたいな事なのかなと思った
年内はもうプレイが無しということなので
できたら嫁の元彼と飲む機会を設けたいなと思ってます
ただそれは流石に抱かせたいとかじゃなくて(確かもう子供も居るはず)
サシで飲んで、なんか話とか聞けたらな、って感じです




達也です
元彼の先輩には案外簡単に会えました
先輩と俺と美咲との関係性としては
全員大学が一緒で俺と先輩はサークルの関係で
(同じサークルではないんですが、サークル同士でつるむ事が多かった)
大学時代は顔を合わせれば結構話はしてた方だったと思います
美咲はどちらのサークルにも属してたはなかったです
卒業後も何度か同窓会のような形で顔は合わせてました
ただ何十人というそこそこの大所帯だったので
軽い挨拶くらいしかしてなかったけど
(今思うと、美咲と結婚すると報告した時は大袈裟に驚いてた気がします)
見た目は熊みたいな人です
いかにも身体は大きくて、気は優しい頼りになる先輩って感じ
美咲は普段から華奢なタイプが好きと言っているし
実際俺も華奢な方だったので先輩と付き合ってたのは意外でした

一応連絡先は知ってたので、「次の同窓会について」
という名目で二人で飯を食べに行きました
(ちなみにこの密会は、嫁には内緒です)
前述したとおり、二人っきりで飯というほどの関係では無かったし
お互い幹事をするタイプでもなかったので
先輩も多少不思議がってる部分もあったみたいですが
そこは後輩からの誘いということで快くOKしてくれました
後輩には本当に優しい方なのです
それで実際に飯を二人で食べに行ったんですが
なんとなく向こうも察していたのか
「そういえば、昔嫁と付き合ってたみたいですね?」
という俺の何の脈絡もない質問にも
それほど動じる様子は無く
「いやぁ・・・すまん」
と照れ笑いを浮かべて頭を掻くだけでした

「いや別に怒ってるわけじゃないですよ」
「俺も別に黙ってたわけじゃないんだが」
とあくまでもお互い和やかなムード
「あいつから聞いたのか?」と先輩
「いやそういうわけじゃないです」とはぐらかす
地味に「あいつ」という呼称に胸が痛んだ
そんな感じで世間話も挟みつつ
「なんかそういうのって興奮しません?
嫁の昔の男の話って」
と徐々に自分の性癖をカミングアウト
「いやぁ、ないない」
と笑いながら手を振る先輩
先輩は顔がでかくて髭がもじゃもじゃ
針金みたいな短髪で眉毛も太いのに
妙に瞳だけがつぶらで、いかついのに可愛い感じ
ちなみに確かに嫁はプーさんが好き

ちなみに先輩はやはり結婚もしていてお子さんもいた
何度かお互い嫁自慢みたいなことしてて写真見せてもらったけど
明らかにうちのが可愛くて内心勝ち誇った
まぁ先輩にとっても昔の彼女だけど
結構酒も進んで夫婦の不満なんかも言いあって
(とはいえ美咲にベタぼれの俺はそんなの無くて出鱈目言っただけ)
結構深い話するようになってきたとき
「そういや、どうやって付き合ったんですか?」
と聞いたら、はにかみながら「いや別に。普通だよ」
と明らかに挙動不審だったので問い詰めてみたら
「お前本当にそういうので興奮するの?」と聞かれ
「まぁ興奮っていうか・・・嫁のことは知りたいじゃないですか」
と引かれないために微妙な嘘をついてしまった
本当は興奮したいだけ

それで先輩は「お前にとってはむかつく話しかないぞ?」
と苦笑いで諭すように言ってくれた
至極真っ当な意見だと思ったが
そのむかつきがイコール興奮なんだから仕方ないと思った
あまりドン引きされないように
ただ徐々に寝取られフェチをアピールしつつなんとか話を聞けた
正直吃驚したのだが
美咲の方から告白してきたらしい
何か知らんけど結構凹んだ
普通に凹んだ
しかも何回か告られてその度に振ってたらしい
先輩にもその時どうしても諦められない好きな人がいて
それでお互い相談、って言うのは変だけど
先輩は自分を好いてくれてる美咲に甘える感じになって
美咲は美咲でその状況を利用してったんだと思う
如何にも大学生の恋愛だなって思った

それである晩、先輩が美咲を抱いちゃったらしく
(若干強引だったとは先輩の談)
そっから責任を取る形で付き合いだしたらしい
俺が言うのもなんだけど美咲は気立てが良くて
付き合った人にしかわからない魅力があると思う
一緒に居てすごく居心地が良くて、それでいて女としてそそる
一緒に居れば居るほど、そう思えてくる女性だと思ってる
実際先輩もそうだったみたいで
「正直最初はセフレにしたいくらいにしか思ってなかった」
と酒の勢いだろうか、俺にそう漏らしていた
旦那を前に失礼な発言だが、正直俺は興奮した
「顔は、まぁ可愛いよな。素朴で。というかスタイル良かったよなぁ」
とさらに酒が進んだ後に先輩もそう言ってて
「もっかい抱きたいですか?」って聞いたら
「どうだろなー」
とはぐらかすように笑ってた

ただ俺は、幸雄というある程度信頼できる相手がいたし
それを抜きにしても、流石に元彼に抱かすのは無しだった
それに加え家庭を持ってるとなれば尚更だ
スワッピングという形ならまだしも
でもやっぱり、先輩に抱かすなんて選択肢は初めから無かった
先輩も「抱かせてくれ」なんて言ってこなかったし(当たり前だけど)
そういう方向には話が行かなかったけど
ただパイズリの話とかは聞きたくて
「フェラとか教えたりしてたんですか?」と意を決して聞いたら
「え?あ、いや、え?・・・がーっはっはっは」
とはぐらかされるだけだった
仕方無いので美咲の他の男性事情を聞こうとしたら
「俺の後に村田(仮)と付き合ってたぞ」とそれはあっさり教えてくれた
それも予想外で凹んだ
俺なりに、「多分あいつと付き合ってたんだろな」と思ってた人が悉く外れてた
最初に書いたと思うけど、大学の時は俺と美咲はそこまで仲良くなかったし仕方ないかも

村田という人も先輩で、俺とはほぼ繋がりはない
お互い面識はあるけど、多分喋ったことも殆どないと思う
普通体系の俺と幸雄や熊の先輩とはさらに違って
高身長の細い人だった
眼鏡かけててインテリっぽい、いかにも神経質なエリートって感じの容姿
ピリピリした感じは美咲が絶対好きじゃないっぽいから
違和感を覚えたんだけどそれもすぐに瓦解した
「俺と別れてすぐで、色々とあったらしいぞ」と先輩
別れて傷心のところを、酒を使って云々、という流れらしい
熊先輩が言うには、村田先輩はずっと美咲が入学当初から好きだったらしい
ただプライドが高いからなかなか自分からは行けなくて、ずっと優しい先輩を装ってて
ここぞとばかりに強引に迫ったって話
村田先輩のそういう気持ちを知ってた熊先輩は
別れた時に「今がチャンスだぞ」って村田先輩にアドバイスしたそうだ
それを謝ってきたけど
流石にそれは俺に怒る権利は無いし怒る理由もなかった

というかこれも最初のころに書いたと思うけど
大学のころは美咲をそれほど意識してたわけではなかったので
(友達、というのも微妙な関係だったと思う)
やはり当時のことを俺にごちゃごちゃ言う権利は無いと思った
とはいえ、そういった話はやはり胸にキタけど
ちなみに美咲と熊先輩が別れた理由は教えてくれなかった
それで美咲は村田先輩と付き合うようになったらしい
この辺が、多分情が移って云々の関係だったんだろうと勝手に推測
本当のところはどうだかわからない
ただ長くは続かなかったそうで、半年以上一年未満くらいの付き合いだったらしい
美咲の方から、やはり無理だと別れをお願いしたらしい
やはり如何にも学生の恋愛といったgdgdっぷりは微笑ましくもあった
美咲は異性や恋愛に対して、サバサバしたというか達観した雰囲気を持ってるので
こういったgdgdな恋愛遍歴があったのかと思うと
可愛いとこもあったんだなと、むしろ俺の中での好感度は上がった

さらには美咲は、その別れを決断する時には、熊先輩に相談を持ちかけたらしい
お約束としてはその時に、元彼の熊先輩に抱かれる、という展開がありそうだけど
それは絶対無かったとのこと
しつこく問い詰めたら、熊先輩は誘った、というか押し倒そうとしたらしい
でも美咲は頑なに拒否したそう
「あいつは絶対浮気はしないよ。安心しろよ」と熊先輩は笑っていた
熊先輩と美咲が別れる時は、美咲は別れたくないの一点張りで
泣きながら熊先輩にすがっていたそう
一方的な理由で振ったと、熊先輩も認めていた
だから未練はあるだろうと期待していたと
正直に俺に認めた
まぁ褒められる行為ではないけど
同じ男として正直気持ちはわかるので流した

さらに熊先輩はぶっちゃけた
俺と美咲が大学を卒業して、俺達が付き合いだした後
一度ちょっかいを出してしまったことを
でも手痛く振られたらしい
もう一度会いたいと夜中にファミレスに呼び出したら
のこのことやってきたから脈があると思ったら
俺と撮ったキスプリを見せられて
延々とノロケ話を聞かされて
「誘っても無駄ですよ?」って感じで
先制攻撃で毒気を抜かれたらしい
「もう絶対この人と結婚すると思います」
って満面の笑顔と距離を置く感じの敬語でそう言われて退散したとのこと
よくよく考えれば熊先輩のかなり非道な告白だったけど
その事実が嬉しくてその場では怒れなかった
ってか熊先輩がそんなキャラでちょっとガッカリだった
本当、熊のプーさんって感じの見た目なのに

「俺はキスプリとか撮ってくれなかったけどな」
と苦笑いしてる熊先輩に優越感を抱いた
俺は美咲の方から撮りたいと言ってきたから
でも考えてみると、撮ったのはその一回だけで
もしかしたら美咲が撃退用のお守り代わりに欲しがったのかもしれない
すっかり打ち解けた(?)俺は本題に入った
「ハメ撮りとかしなかったんですか?」
熊先輩は黙って首を横に振った
「正直撮ろうとしたり、とか?」と続けて質問
笑いながら視線を逸らした
ああ撮ろうとはしてたんだな、って思ってると
「絶対撮らせてくれなかったな。あいつだけは」
と言ったので「他には撮ったことあるんですか?」って聞いたら
「あるよ。AとかBとか。お前も知り合いじゃなかったっけ?」
と言われてつい笑ってしまった。
Aは大学時代に好きだった時期があった子だったから

なんかこの先輩には寝取られる(という表現はおかしいんだろうが)
縁があるみたいでビックリした
「まだあるんですか?」
正直観たかった
「流石にもう無いよ。カミさんにばれたらどうなるか」
嘘っぽい雰囲気を感じたのでしつこく追い詰めたら
「もしかしたら、まだどっかにあるかも」
とはぐらかされたので、もしかしたらあるのかも
ただ「美咲は絶対撮らせてくれなかったからな。その辺は安心しろ」
と念を押すように何度も言っていた
裸の写メの一枚も駄目で、それが原因で喧嘩にもなったと言っていた
俺の寝取られのように熊先輩はハメ撮りに熱い情熱がある(あった?)みたいで
もしかしたら別れる要因の一つでもあったんじゃないかと思ったり
なんだかんだで楽しく食事は進んで
また二人で会う約束をした

別れ際に「また美咲に会いたいと思いますか?」と聞くと
左手薬指を見せながら「カミさん怖いしな」と笑っていた
勿論会わす気もないし、向こうにもそういう気持ちは無いようだった
学生時代の話も、昔の武勇伝を懐かしむ感じで
「今はもう早くも枯れちゃったかなぁ」と自嘲するように何度も口にしてた
あと幸雄に関してだけど、最近俺との関係性に変化があった
職場でもプライベートも完全に五分の兄弟分って感じだったのに
最近は俺のが上、みたいな雰囲気を向こうから出してくるようになった
美咲をベッドで征服してる分、バランスを取ろうとしてるのかな、と勝手に思ってたりする
ただ暫くはプレイが無いと思ってたし、家にも呼んでなかった
別に意図的に呼ばなかったわけじゃなくて、自然にそうなってただけ
ただ二人で飲みに行ったりはしてたけど、美咲の事は話題には出なかった
美咲は相変わらず「たっ君たっ君」と付き合い始めのようにじゃれてきて
エステの効果か実際綺麗になって、惚れ直す毎日が続いている。




最近は休みだと昼間からする事が多くなった
朝して、昼間出かけて、夜もう一回するみたいな事もある
それもどっちかっていうと美咲の方から誘ってくる
はっきりと「したい」と口にするわけじゃないけど
やたら身体を寄せてきたり
冗談っぽく唇突き出してキスをおねだりしてきて明らかに発情してる雰囲気
そんな感じである休日の昼間
バックでガンガン突いてた
ちなみに体位は嫁のリクエスト
そんな中、幸雄から俺の携帯に電話が掛かってきた
この時に限らず、俺と美咲は幸雄の存在を肴にいちゃいちゃすることが多くなっていた
嫁にフェラさせながらメール送ったりとか
嫁も「やめなよー」と言いながら楽しそうだった

その時はバックで突きながら嫁に電話に出させた
もちろん動かないって約束して
「もしもし・・・あ~たっ君今トイレ~」と嫁
速攻で約束を反故して軽くピストン
嫁はにやにやしながら振り返る
(だ~め)って感じで口パクしてた
「どしたの?・・・うん・・・うん・・・」って普通に会話
拍子抜けするくらい普通に会話できてた
それどころか、途中嫁から腰振ってきた
俺も合わすようにピストン
「うん・・・うん・・・え~、そうなんだ」
結構普通にセックスしてる感じなのに
全然普通に会話してる嫁になんだか嫉妬みたいな感情を抱いた
感じちゃって無理!みたいなのを期待してたから

「あ、たっ君来た」と嫁の演技
俺が携帯受け取ると「どしたん?」
「いや別に。遊びにいってもいいかなって」
「あ~どうする美咲?幸雄が遊びたいって」
そう言いながら、普通にピストンしだす俺
「ん、ん~?・・・ん、やぁ・・・いいんじゃない?」と嫁
この声は幸雄には届いてなかったと思う
「良いって」
「あ、そ。じゃ昼からいくわ」
この間、ずっと俺ピストンしてた
普通に会話できる程度に軽めだけど
嫁は小さく「ん、ん・・・」って可愛く喘ぎ声を漏らしてた
「昼から幸雄来るって」
まん丸なお尻をがっちり掴みながら本気のピストン再開
「え~・・・あっ、あっ、あっ」
喘ぎながらも不服そうな嫁

「久しぶりじゃない?幸雄」
「あっ、だめっ、あっあっ・・・そ、そうかもぉ」
「嬉しい?」
「はぁっ、あっ・・・・んなわけない、し」
ちょっとピストン止めて、嫁の耳元で
「また幸雄に犯してもらう?」って聞いたら
「ええぇ・・・やだぁ・・・」って困ったような声漏らして
でも明らかにに、きゅっきゅって膣が締まった
「幸雄のがおっきいんだろ?」って言いながらピストン再開
「あっ、あっ・・・そんなこと・・・ないぃ」
「言ってたじゃん」
「言って、ないし・・・」
「じゃあどっちのが大きい?言って?」
「や、だぁ・・・関係ない、もん・・・あっ、あっ、あっ」
「おっきい方が気持ち良いんじゃないの?」
「あんっ、やだぁ・・・そんなことない、よ?・・・あっ、あっあっ」

「な?おっきい方が気持ち良い?」
俺はどうしても「大きいのが好き」「幸雄のが大きい」「幸雄のが気持ち良い」
って言ってもらいたかった
おかしいのは重々承知
このスレに居る人なら気持ちはわかってもらえると思うけど
でも嫁は頑なに認めたがらず
俺は言わせたくてバックのまま必死に腰を振ってたら嫁がいっちゃって
ひくひくしたまんまの嫁に挿入してると
少し首を振り返らせて、はぁはぁ言いながら少し微笑んで
「やっぱぁ、たっ君が、一番・・・」って言われて俺もその後すぐにいっちゃった
なんていうか、身体じゃなくて脳で感じたって感じ
その後幸雄を待ってると、嫁は夕飯の買い物に出て行ってしまった
「ピザでも取ったらいいじゃん?」って言ったら
「どうせHなことさせるんでしょ?やーだよーだ」と嫁は笑って
「今は、たっ君だけなの」と突然背伸びして不意打ちっぽくキスして出てった
その後幸雄が来て、普通に遊んだ

その時幸雄が持ってきたDVDに出てた芸能人が美咲に似てて(松丸ってアナウンサーだった)
さっきまでのやり取りで嫁惚気モードだった俺は
「美咲に似てね?」
「あ~、似てる似てる」と笑う幸雄
「でも美咲のが可愛いな」って言ったら
「お前らはどっちも身内贔屓がすぎるな」って幸雄に鼻で笑われた
「正直俺的には75点くらいだぞ?原田は」って言われてちょっとむかついた
美咲はどっちかっていうと童顔で
幸雄は派手な女が好きだから点数が微妙なんだと思う
「身体は?」
「そりゃ・・・97点くらい?背が高かったら満点だな」
「どこが好き?」と聞いたら白くむちむちした太もも、との事らしい
「胸じゃないんだ」
「俺的には手の平サイズで良い」
パイズリさせといて何言ってんだこいつって思った
これで前半分は終わりです。


先週末の話です
意外と早く幸雄とのプレイが解禁しました
きっかけは幸雄が女の子に振られたこと
ちょっと前に「彼女と別れた」って言ってたけど
あれは俺を気遣って(というか美咲とするための口実)のことだと思ってたんだけど
どうも彼女とは結構前に本当に別れてて
それでちょっと前まで、とあるキャバ嬢に熱を入れてたらしい
幸雄は無類のキャバ好きで(でも風俗は嫌いというよくわからない奴)
前からお気に入りが居るっていうのはよく聞いてた
それである日その子に本格的に振られたって話を
先週末の夜に家で飲みながら、嫁と二人で爆笑しながら聞いてたんだけど
幸雄は結構シリアスな雰囲気で、飲みながらしまいには結構マジで凹み出して
それで美咲の胸に顔を預けながら
「原田~、慰めてよ~」と冗談っぽく泣き言言ってて
嫁は「はいはい。きもいきもい」と笑いながら身をかわしてた

「慰めてやんなよ」「え~やだ~」
と俺と嫁が苦笑いで視線を合わせてると
「原田~」と嫁の胸を揉みだす幸雄
「こらっ!」と犬を叱るみたいにその手を叩く嫁
最初はそんな感じだったんだけど
ところどころで結構マジで凹んでる様子の幸雄に
母性本能がくすぐられたのか
「だめっ!」って感じだったのが
徐々に「え~、も~」って和らいだ感じに
それで俺は「ちょっと散歩してくるからさ、その間に慰めてやってよ」
と言って家を出てこうとした
嫁は焦って「え?ちょっとちょっと」と俺の腕を掴む
その背後で、俺に親指を立てる幸雄
「やり方は任せるから。嫌なら最後までしなくていいし」
みたいな事言って強引に外に出る俺
「え~・・・もう・・・」と唇とがらす美咲

外は寒かったのでコンビニに避難
すると嫁からメール
「どこ?」
「コンビニ」
「なんか馴れ馴れしいんですけどこの人」
「振られて寂しいんだって。慰めてやって」
「面倒臭いなぁ・・・」
すると10分後くらいに
「いいの?」と嫁のメール
主語もへったくれもない文章だけど意味はわかった
でもあえて「何が?」と返信
「なんか、しつこいんですけどこの人」
「美咲が嫌なら追い払いなよ」
「たっ君はいいの?」
「美咲に任せます。一時間くらいネカフェ行ってきます」

更に10分後、こっそりと帰宅
リビングには誰も居ない
ゆっくりと音を立てないように階段を昇ると
少しづつ、ぎしっ、ぎしっ、ぎし、って軋む音が寝室から聞こえてきた
寝室の前まで着くと微かに「あっ、あっ、あっ、あっ、」って
嫁の吐息みたいな声も聞こえてきた
そこで座って待ってると、何分後かにやがて「あっ!あんっ!あん!あんっ!」
って喘ぎ声がはっきりと聞こえてきだした
すると「・・・その子もさ、馬鹿だよね」と唐突に嫁の声
「え?」
「付き合ってたらさ・・・ゆっきーとエッチできたのに・・・あっ、あんっ」
「・・・はは」と力なく笑う幸雄の声
慰めるかのような優しい口調で「ゆっきー・・・やっぱり超気持ち良い・・・」と甘い声の嫁
俺久しぶりの痛いくらいの勃起
(最近嫁は幸雄を『ゆっきー』と呼ぶようになった。
嫁は身近な人間を愛称で呼ぶことが多いので、これは関しては違和感無い)

「マジで?」
嫁はくすっと笑うと「まじまじ」と嬉しそうに言った
「最高?」
「・・・だってさ、だってさ・・・あっ、ん、
好きな人、居るのに、さ・・・あっ、そこ・・・んっ、
その人より気持ちよくしてくれるって、ありえなくない?」
幸雄はその言葉に興奮したのか(俺も身悶えしてたけど)
「今ならいないし、ゴム外してもバレないんじゃない?そっちの方が絶対気持ちいいって。」
「あっ、あっ、・・だから・・それは・・駄目・・・あっ、いっ、・・我慢して・・」
「いや、ほんの少しならバレないって。今ならここだけの秘密にできるし。ほんの一瞬だけ、生で入れてみない?」
「・・んっ・・でも・・やっぱり・・・ごめんね・・あっ、あっ・・・このままでお願い・・」
「・・マジか・・まぁ、しょうがない・・・・」
ベッドが軋む音が激しくなった
「あっ、あっ、あっ、あっ、あんっ」
とはっきり喘ぎだす嫁
「あんっ、あっ、あっ、いっ、あっ・・・い、いいぃ、
やっぱり・・・あたし、好き、ゆっきーの・・・あっ、あっ、あっ!」
「原田・・・原田・・・」と囁くような幸雄の声とさらに激しくなる軋む音
「ああっ、すごっ・・・きてっ、きてぇっ・・・あっ!あっ!あぁっ!」

「うぅっ」って幸雄の声と同時に音が止んで
しばらく二人がはぁはぁ言ってて
「・・・やっぱ・・・ゆっきー・・・すっごい・・・」と可愛い口調の嫁の声
そんで「ちゅっ、ちゅっ」ってキスの音が聞こえてきた
そっからはいつも通り、「ちゅぱ・・・ちゅぱ・・・」
っとお掃除フェラしてるみたいで
「ああやべ、ちょっとくすぐったい」と笑う幸雄に
「だーめ。我慢我慢~」と楽しそうな嫁
掃除は大体いつもの30秒くらいなのにその時は何分間もずっとしてたみたいで
「まだ、出せる?」と嫁
幸雄の返事は聞こえてこなかったけど
チュパ音は激しくなったので無言で返事したのかも
フェラの音が徐々に激しくなっていって
「やん・・・おっきぃ・・・えへへ」と嬉しそうな嫁の声

「よいしょ、よいしょ」と続いて嫁の声がして
フェラの音は止んだんだけど
時折聞こえる「あ、すげ」とか「上手いじゃん」って幸雄の声と
「えへへ。最近、たっ君にしてあげてたから」
と照れるような嫁の返事からするとパイズリしてたんだと思う
「イキそうになったら言ってね?パクっ、てしちゃうから」
と嫁の可愛い言い方にゾクゾクするくらい身悶えした
「このままイキたいんだけど」と幸雄
「え~?・・・いーよ」と嫁
微かに「ニュっ、ニュッ、ニュッ」ってパイズリの音が聞こえてきて
(嫁はパイズリの時に唾液垂らすから結構やらしい音がする)
「ああやべ、いきそ・・・原田。あーんして」
「ん?・・・あーん」
「あ、やべっ」
「・・・あっ、あっ・・・やっ・・・ん・・・
わ、すごい。まだ・・・わっ、わっ・・・あはっ」とクスクス笑う嫁

「はぁ・・・」って緩みきった幸雄の声
「うあ・・・べとべと」となんだか嬉しそうな嫁の声
「わり、顔かかっちゃったな」
ティッシュを取る音と「あ、ん、動いちゃだめぇ・・・あ~ん」って声が同時にして
ちゅぷ、ちゅぷとまたフェラする音が続いて聞こえてきた
その最中「結構飲んだ?」と笑う幸雄
「ん~・・・わかんない」
嫁がくすくす笑う声も微かに聞こえた
フェラの音が無くなり「ね?元気出た?」と優しい嫁の声
「なんか余計虚しくなった」と笑う幸雄
「えー、なにそれー」とやはり楽しそうな嫁
しばらく無音
時折「ちゅっ、ちゅっ」と聞こえた気がする
「たっ君帰ってきたかな?」
「わかんね。てかサンキュな原田」
「あはは。どーいたしまして」

「でも虚しくなるって、ちょっとわかるかも」と嫁
「ん?」
「あたしさ、ぶっちゃけさ、ゆっきーとするの超気持ち良いけど、
それでもやっぱり終わった後ってなんか寂しい感じするもん」
「あー」
「やっぱ身体だけの関係ってそういうもんなのかな」
「かもなー。達也とは違う感じ?」
「むしろ終わった後甘えたくなる、かな。たっ君とは。
ていうか、最近なんでゆっきーが気持ち良いかわかってきた気がする」
「ちんこ?」
「ばか」と笑うと「それもあるけどー・・・とか言っちゃたりして」とおどける嫁
「そうじゃなくて、なんかね、割り切って楽しめる感じ。ゆっきーとは」
「達也とは違うん?」
「なんか、色々気にしちゃうっていうか・・・
たっ君気持ち良いのかな?とか、あたし変な顔してないかな?とか」
妙に嫁はテンション高目というか、饒舌だった

しばらくそんな会話してて「なんかこのままお持ち帰りしたい気分だわ」
突然の幸雄のその台詞に心臓止まるかと思うくらいドキッとした
「えー?・・・・・・だーめ」と結構間を置いて断る嫁
「だめ?」と囁くような幸雄の声
「だーめ。そんなの、なんか、彼女みたいじゃん」
そのタイミングで射精する俺
その後十秒くらい、寝室の前で一人びくびくと震えてた俺は我ながら気持ち悪いと思う
その直後の「一日だけ。一日彼女、的な?」という幸雄の誘いを
「やだよきもい」って嫁が笑いながら断ってたのはなんとなく聞こえた
服を着る音がしてて
「ゆっきーならもっと良い彼女出来るよ」
「マジで?」
「うん。いいところ一杯あるもん」
「たとえば?」
「えーっとね・・・・・・ごめんわかんない」

爆笑する二人
「原田的にはちんこは有りなんだよな?」と引き笑いしながら聞く幸雄
嫁は「あはは」と笑うと「付き合ったらその子もゆっきーから離れられないんじゃない?」と続けた
「うっそ、原田も?」
「あたしたっ君のだしー」
その言葉に喜んでると
ここで明らかにキスの音
しかも結構激しく、しかも長く続いた
それで「・・・っはぁ・・・キスも上手すぎ、だし」と、とろんとした嫁の声
「てか別れた子とかさ、もっかいしたいとか言ってこない?」と続いて嫁
「あー、どうだろな」
「あはは。やっぱあるんだ。わかるわかる」
この辺でこっそり階段を下りてった
その時聞こえてきた会話

「まぁ、彼女出来るまでは原田で我慢するかなー」と冗談っぽく幸雄
「ほんっとウザイ!ウザイ!」とキャッキャ楽しそうな二人の会話
「でもあたし、ゆっきーとするの、嫌じゃないけどね」とやはり楽しそうな口調の嫁
「彼女出来たらしない?」
「そりゃそうだよ」
「てか嫌じゃないんだ。しばらくは駄目って言ってたじゃん」
「なんか、絶対たっ君とじゃないと嫌っ!って時がある」
「じゃあ今度はこっそり生で入れさせてよ、約束」
「そういう所がウザイ!」
「また慰めてよ。てか来週の金曜は?」
「んー・・・たっ君が良いって言ったら、いいよ?」
階段の途中だったけど立ち止まる俺
「原田は?」
「え?」
「原田はどうなん?」
「・・・別に、いいけど」と一見興味無さそうな口調で答える嫁
ここでまた「ちゅっ、ちゅっ」って派手なキスの音

「・・・ゆっきーは?あたしとしたい?」
「したい」
「あはっ・・・えっち」
またキスの音
「なんか原田とキスしてると、またしたくなる」
「・・・うん」
「・・・しよっか?」
「・・・え~・・・だめ。たっ君帰ってきちゃう」
「じゃあお持ち帰りしていい?」
「え~・・・う~ん・・・・・・」
「一日だけ俺の彼女になってよ」
「ん~・・・・・・」
「だめ?」
「・・・・・・・」
この間俺の心臓は爆発しそうなくらいドキドキしてた
嫁は十秒くらい間を置いて「・・・だめ」と呟いた

「あたし、365日たっ君のお嫁さんだし」と
俺は胸を撫で下ろして階段を下りた
後ろからは「え~」と残念そうな幸雄の声
「また来週。ね?」
嫁のそんな宥めるような声と、ついばむようなキスの音が
階段下りながら聞こえてきた
その後幸雄が帰っていった後、いつも通り夫婦でラブラブな時間
あまり想像しづらいかもしれないけど
本当に背景がピンク色な感じで
二人ともデレデレになる
俺が後ろから抱きかかえるように、密着して一緒に風呂に入りながら
「慰めてやった?」
嫁は指をいじいじしながら
「よしよし、ってしてあげたよ?」と俯きながら言った
「ギシギシって感じ?」とからかうように俺
「ち、違う~」と困ったように笑う嫁

「しちゃった?」ドキドキしながらそう聞くと
数秒の間を置いて、小さくこくりと頷く嫁
「ちょっと、だけ」
とよくわからない言い訳めいたことを言う嫁
「ちょっと?」笑いながらそう聞くと
「・・・うん、ちょっと」と
「気持ちよかった?」
無言で小さく首を横に振る嫁
「幸雄は元気出たって?」
「どうだろ。なんか余計虚しくなったとか言ってた気がする」
「なんだそれ?むかつくなー」
「ねー?あいつむかつくよねー」
と二人でキャッキャ楽しく会話してて
「また来週、幸雄と遊ぼうか?」と要はまたプレイ再開しようか?
って意味を含めてそう聞くと

嫁もその意味をわかったらしくて「あ、う」と一旦俯いて
それで素早く振り向いてキスしてきた
そのまましばらくキスしてて
もう一回「良い?」って聞くと
嫁はまた俯いて、でも無言で小さく首を縦に振った
その後、無言で二人で指を絡めあったりしてて
不意に嫁が
「・・・絶対、嫌いにならない?」と呟くように言った
「ならないよ」
「声とか、ちょっと出ちゃうかも・・・」と嫁
ちょっとどころか、かなり出てるのに
「是非聞きたいっす」
「・・・馬鹿」
もっかい振り返って、キスしてくる嫁
鼻とか耳とかいっぱい甘噛みされた

「あ、あとね、あいつね、お持ち帰りしたいとか言ってきたんだよ?」
「えー。やばい美咲取られるじゃん俺」って笑いながら
でも内心ちょっとドキドキしながら言った
後ろから抱きかかえる感じで密着してた体勢から
くるりと嫁が向き直って俺の肩に顎乗せて
「取られないよ。あたし、全部たっ君のだから」って言った
十秒くらい無言
嫁の巨乳が俺の胸で潰れてなんかすごい気持ち良かった
そんでどちらからともなく手を指で絡めて握り合って
嫁が俺の肩に顎を乗せたまま
「生まれ変わっても、結婚してほしいです」って囁いてきた
俺は「俺の方こそ、お願いします。愛してます」って言って
そのまま湯船のなかでイチャイチャしてた
その時嫁は何度も俺の性癖を
「たっ君の変態。へんた~い」と楽しそうに罵ってきた

風呂を出た後リビングで「俺が出てってどんな感じだったん?」と質問
「え~やだ~」と笑う嫁
「教えてくれないなら幸雄に聞くし」と言うと渋々説明開始
「そこのソファ座ってたら、あいつが横に座ってきて、そんで胸とか触ってきた」
「触らしてあげたんだ?」
「ちゃんと抵抗しました!」
「そんで?」
「それで・・・その、寝室・・・」嫁は顔真っ赤
「しちゃったんだ?」
耳まで真っ赤にしてしどろもどろになってる美咲が可愛くて
ついニヤニヤしてしまう俺
「だ、だって最初は、口だけ、って・・・あいつが」
悪戯が見つかった子供みたいに口をモゴモゴさせる嫁
「そんで?襲われちゃった?」
「そ、そうそう。無理矢理無理矢理」

「声出ちゃった?」
この辺で嫁は、本気で困った感じに
笑顔なんだけど口元がひくついてる感じ
「・・・出してません」
「いっちゃったりした?」
唇とがらせて、急にキスをしてきて、無言で首を横に振った
その後も詳しく聞こうとしたんだけど
俺が言葉を発そうとする度に嫁から唇を重ねてきて
質問をシャットダウンされた
そのままエッチ
やたらと嫁に身体を噛まれた
耳とかは勿論、正常位でやってる時に肩とか結構本気で噛まれた
この辺の、俺不在の時の話は幸雄にも聞いたけど
案の定嫁は色々誤魔化しててそこに萌えた
↓は幸雄から聞いた話を俺なりに文章で纏めたもの

『お前が出てった後、原田の横に座って、胸触ったら「やんやん」言いながらも
見せ掛けだけの抵抗。服の下に手を潜り込ませて胸やらクリトリスやらを刺激
顔赤くして「うぅ・・・すけべ」と半笑いで呟いた
そのままソファの上で、対面座位みたいに自分の上に座らせて
しばらくイチャつくようにキスを繰り返した
その合間にお前とメール
「な?いいだろ?」と耳元で囁くと、笑みを噛み殺すような顔を浮かべて
上目遣いで見てきたと思ったら、原田のほうから無言でキス
もっかい「良い?」って聞くと「しーらない」と返答
「じゃ、口でしてよ?」
「・・・ここじゃやだ」
そのまま駅弁で寝室へ。途中何度も「や~だ~」と楽しそうに騒ぐ
寝室に入るなり、キスしながらお互いの服を脱がしあった
フェラさせてる途中に、原田の顎を持ち上げてキス
そのまま押し倒した。

原田は無言で、俺がゴム着けてるのを見てて
原田の足を持ち上げて挿入の準備をすると
半笑いで「・・・え~」とだけ形だけ嫌そうに呟いた
その後、しばらく挿入せずに亀頭でクリを執拗に刺激
それを繰り返してると、俺の首に腕を回してきて引き寄せ
そしてキスをすると、「・・・意地悪」と耳元で囁いてきた
「いい?」と聞くと、返事代わりなのか
俺の頬をぺろっと舐めてきた
その後普通にエッチ
お前が居ないと思ってか、最初はいつもより声が出てた
でも「いつ帰ってくるわかんなくね?」って言うと急に我慢しだした
少なくとも2回イカせた
終わった後は掃除フェラで、そのままパイズリ挟射
原田の顔に飛び散ったし、口の中にも命中させた』
大体こんな感じ。まぁ嫁も嘘は言っていない
声出してない云々はいつもの強がり(俺への気遣い?)だし

後日の幸雄との会話
「お前美咲に惚れんなよ」
「いや無いわ」
「お持ち帰りとか誘ってんじゃねーぞ」
「あん時は寂しかったんだって。俺マジで凹んでたんだからな。てかお前もそういうのが好きなんだろ?」
正直その展開はいずれ味わいたいと思った
「お前・・・わかってるじゃないか。ただ俺の許可は取ってくれ」
「当たり前だろ」
「ていうか、お前マジな話美咲に惚れ気味だろ?」
って問い詰めると
「やってる時はお前の嫁ってのもあって超興奮すんだけど、出しちゃうと『ああ、やっぱ75点だな』って冷める」
って言われて割と本気で肩パンした
あと今週末はまた俺だけ追い出されました
その話はまた今度投下します


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